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母の表情     詩

点眼してもらえる様になった。
目ヤニで目がつぶれる母がドクター
の処方を受けられた。
目は父が綿花で拭いてパッチリ開いた。
いくらか笑いはせぬが語りかけると
表情が明るい。
やはりいくらか分かるのかな?
何かにつけ人間明るくないといけんよ
と母の言葉どおり明るく気丈になれた
気がした。
私は母に似てきたと自分で思う。
遺伝子は嘘をつかない。

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