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親孝行     詩

ゥァージンロードは踏まずにただ寄りそう道をあゆんだ。つきあう時は短かかった。でも満喫した一時をと籍を
入れた。花嫁衣装もまとわず両親を喜ばせない事が私の復讐の仕打ちだった。母がつとめていた事への仕返しは
今しぼんだ花である。新築したのは母のおかげじゃないか!散々使い果たした母のお金に感謝するには遅すぎた。
雛壇は母方の親戚に買ってもらい与えられる事ばかりの人間だった。
どうか母に恵んであげる物はないかと
探して見るが見つからない。
どんな形でもいい。親孝行を探すんだ。

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