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私の先生      詩

もう身持ちは崩れ果て娼婦となる勇ましき心持ちは届かぬ。
コーヒーを飲む平々凡々な幸せ。
素早く子は成長し我を追い抜く日々の
時は娘が母になった。
私の先生さえなれる。
先生と呼んで見てしっくりいった。
大母性は私に取って彼女である。
私より長く生きられるのが彼女である。心の落ちつく平安だ。障りある病を冷めて見る彼女に不安一つ見せず。心の中で配慮しているんだろう。
冷たさ優しさ 冷たさ優しさ。
同居しているが実は一致している感情に私は感謝する。老いぼれた母にもったいない。私は彼女に感謝する。

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