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にぎやかく短い命 詩

殻を抜けたせみの様に自分の脱皮をする。
私は新しい命を得てうるさく鳴く。
何と精一杯アピールするせみ。
短い生命の自己主張は哀れであけて通してあげたい。
そうゆう私は夏生まれ、ただ8月末で秋のおとずれは静まった季節のはざまだ。
うすら淋しい鳴き声は限りある命の
刹那の声そして恋人もつくらずはてる
命。
無残で充実してる夏のせみ。

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