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ホームにて    詩

スポンジに蜂蜜をつけてなめさせた。
もっととゆうように欲しがった。
糖尿病食でカロリー計算をして食事を
取ってるので甘い物はなし。
やはり心が貧するだろうなあと父が
言っていた。
ホームに入る前おはぎをパクパク食べていたのを思い出し、あんだけ毛嫌いしていた食べ物を食べてたのは虫の
知らせかなあとも言っていた。
床ずれが痛んでいたらしく、“お尻!”
と言って顔をゆがめた。
何もしてあげられない私。
母にもらった天分を全うする事しかないかな?

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