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茶の道       詩

たった一つの茶器はどこへいったんだろう?
大事にしていた茶道セットはゆくえ知れず。
ふくさ、扇子。
皆々宝だった物。
若い頃茶道をかじり見についた
一期一会。
大事なポイントはつかんだんだろうか?
静寂の中 器に抹茶をすくって入れ
釜から湯を器に入れ茶筅で混ぜる。
先生のお家は古びても下品でなく
掛け軸は良き言葉でつづってる。
聖なる空間に身を任し、私は忘我状態であった。

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