見出し画像

【みちらん34】五感が楽しい散歩の王道 ~小江戸川越~

川越は江戸から明治にかけて、周辺で産出した生糸やお茶を江戸に運ぶ新河岸川の舟運で栄えました。その後物流は鉄道に置き換わり、今はその鉄道が通勤通学客や都心からの観光客を運んでいます。

画像5

西武新宿線の終点本川越駅を出発して商店街をまっすぐ北上、大正ロマンの町並みを抜け蔵づくりの町並みに入ると、川越の”ランドマークタワー”時の鐘が見えてきます。この鐘撞堂は約400年間一日4回、蔵の街に時を告げてきました。

画像1

菓子屋横丁にもちょっと寄り道。子供の頃よく通った駄菓子屋さんやだんご屋さん、お芋スイーツ、おせんべい・・・を売る店が今も健在、もっとも賑わう一角です。食べたくなる匂い?が「かおり風景100選」とのこと。

画像4

喜多院は”怪僧”天海僧正が住職を務めたこともある、徳川将軍家ともゆかりの深いお寺です。最近は五百羅漢が人気のインスタスポットになっています。

画像3

川越散策のラストは川越八幡宮です。足にご利益の神様ということでウォーキング愛好家の参拝があります。札所には東洋大学駅伝チームや桐生祥秀選手のサイン色紙も貼ってありました。

ブラブラ歩きながら、街並みが見えて、鐘の音が聞こえ、甘い匂いがして来る。歴史散策もあって食べ歩きも楽しい。正に王道の町歩きが楽しめることでしょう。

画像2

埼玉県川越市
距離:7km 本川越駅周回
[星の数] ★★★(そのために旅行する価値があり、後世に伝えたいみち)

【みちらん】歩く道のグルメ本をウォーキングツアーの添乗員が本気で作ってみた



この記事が参加している募集

スキしてみて

この街がすき