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【みちらん18】磁器の原料は白い石 ~有田焼発祥の地とトンバイ塀の裏通り~

佐賀県有田町
距離:4km 上有田駅~有田駅

有田焼の歴史は17世紀初頭に朝鮮人陶工・李参平が泉山で白磁鉱を発見し、日本初の白磁を焼き上げたことに始まります。今も残る泉山磁石場は、鋭利に削り取られた黄味がかった白い岩肌が印象的です。

表通りから一本入ると、赤土で塗り固められた煉瓦塀の一角があります。登り窯をつくる耐火レンガの廃材のことをトンバイといい、トンバイ塀の風景は焼き物のまち有田ならでは。

ここから先は道の左右に陶磁器店が並ぶ有田焼のメインストリート。毎年ゴールデンウィークに開催される陶器市には全国から多くの観光客が訪れます。ウインドウショッピングを楽しみながら歩けば、ほどなく有田駅に到着します。

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[星の数] ★★★(そのために旅行する価値があり、後世に伝えたいみち)


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