メニエール病と水分摂取療法　私の記録3/6　〜初診と検査入院〜

☆メニエール病と水分摂取療法　私の記録　
６回に分けて投稿する予定の記事の3回目です。
前回までの分も合わせて読んでいただけるようお願いいたします。

メニエール病と水分摂取療法　私の記録1/6　〜はじめに〜　
https://note.com/e_rin017/n/n57a62ddfed8c
メニエール病と水分摂取療法　私の記録2/6　〜メニエール病の症状〜　
https://note.com/e_rin017/n/nc21e50fdd975

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こちらには北里大学病院での初診と検査入院の時にどんな検査などがあったのかを書こうと思います。

・初診と検査
初診の時のことは資料などがなく自分の記憶に頼るしかないので、できる限り思い出して書きます。

流れ自体は問診票に記入して、尿検査や聴力検査などがあって、先生の診察を受けたというくらいだったと思います。
診察の時に最初に回転性のめまいが起きたのはどれくらい前だったかとか、その後繰り返している頻度などを聞かれたりするので、事前にそういった事を自分の中で整理しておくと良いかもしれません。

そして当然のことながら“メニエール病”と診断されて「なるべく早めに二泊三日の検査入院をしましょう」という話になりました。
水分摂取療法は１日の中で水分をたくさん取ることを中心とした治療法のため、腎臓や心臓が健康じゃないとできないもののようで、検査入院は必須になるという説明も受けました。
私は岐阜から来ていて次の日までホテルに滞在予定だったので、突然そのような話になってかなり慌てましたが、運良く翌日からの検査入院が空いているということがわかりそのまますぐ申し込むことができました。


・検査入院　検査の内容
検査入院の時に受けた検査は、聴力検査・心電図検査・胸部レントゲン検査・MRI検査・平衡機能検査・腎機能を調べる検査でした。
あまり受ける機会のない検査は、MRI検査、平衡機能検査、腎機能を調べる検査、の３つかと思いますので、その内容を書こうと思います。

MRI検査
これは脳の画像を撮るMRI検査だったかと思います。
そのため頭部付近に金属が付いているかどうかの確認をされました。
私は銀歯が何個かあるのでその事を伝えたはずですが、、とりあえず普通に検査を受けれたので問題はなかったんだと思います。

あと寝転がって機械の間にいる時はとにかくうるさかったです。
例えるなら工事現場の音が１番近いかと思いますが、ハンマーで金属を叩いているような音などがずっとしていました。
耐えられないようなものではありませんでしたが、とってもうるさかったです　笑

平衡機能検査
この検査については情けないですがほとんど覚えていないです。
立ったり座ったり、目をつぶって足踏みしたりしたんだったか、、
気分が悪くなったりしたらすぐ教えてくださいね、と先生に気遣ってもらえた事がうれしかったのはなぜか覚えています。

腎機能を調べる検査
これは24時間の間に出た尿の全量を採って検査に出すものです。
ちょっと面倒くさいけどそれだけ、ですね。
うっかり忘れてしまわないように気をつけてください。

・検査入院　講義
検査入院２日目の夕方に、私と同じように入院中の方達（確か５〜６名）と一つの部屋に呼ばれて、先生から講義のようなものを受けました。
内容はメニエール病が起きる原因やメカニズム、水分摂取療法の説明で、こちらは次回の投稿で詳しく書きたいと思います。

私は最初に回転性のめまいが起きてから数年の間に引越しなどもあったので、必然的に２〜３軒の病院に行くことになりましたが、この時ほど詳しく病気のことを説明してもらったことも、病気との向き合い方を教えてもらったこともありませんでした。
ただ検査を受けるだけではなくこのような時間を組んでもらえていた事がとても嬉しかったです。
先生も質問をすれば普通に答えてくれるので、聞きたいことを聞けたし、他の方が聞いている内容も興味深かったり共感できるものが多かったので、とても良い時間だったと思います。

普通の診察の時だといろいろと質問をできる雰囲気も時間もあまり無かったので、ここぞとばかりにみんなで質問していたのですが、私たちは少し聞きすぎてしまったみたいで夕食の時間になっても講義は終えられませんでした。
結局夕食をその部屋の方に運んでもらって、食べながら進めるという展開になりましたが、このように柔軟に対応してもらえるのでどんどん聞きたいことを聞いて良いと思います。

先生が看護師さんに「こんな風になったのは初めてだよ‥」とお話しされていたのが聞こえて少し可笑しかったです。
柔軟な対応と時間をいただけたことに感謝です。

・次回・　メニエール病と水分摂取療法　私の記録4/6　〜病気の原因と水分摂取療法の概要〜