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メニエール病と水分摂取療法 私の記録2/6 〜メニエール病の症状〜

☆メニエール病と水分摂取療法 私の記録 
6回に分けて投稿する予定の記事の2回目です。
前回の分も合わせて読んでいただけるようお願いいたします。

メニエール病と水分摂取療法 私の記録1/6 〜はじめに〜 
https://note.com/e_rin017/n/n57a62ddfed8c

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メニエール病の症状は耳鳴り、閉塞感、低音域の聴力の低下、回転性のめまい、嘔吐など色々ありますが、患者の間でも症状の出方に違いがあるようですので、あくまで私の経験を元にしたものになります。
私の場合は左耳にそのような症状が出ますが、その時に実際にはどのように感じているのかを書いていこうと思います。

・閉塞感 
耳を手で塞がれているような、耳の中に何かが詰まっているような感じがして音が聞こえにくくなります。
耳の見た目に変化はないと思いますが、腫れぼったいような感覚もあります。

・低音域の聴力の低下
低音が聞き取りにくくなったり、聞こえなかったりします。
私の場合は電話口で男の人の声が聞き取れなかったり、スタンドバイミーのエンディング曲の低音のベースの音が聞きづらくなったりしました。

・耳鳴り&音が耳の中で反響して聞こえる
キーンという高めの音の耳鳴りが常にしていることに加えて、
普段はなんとも思っていないような音でもいつもより大きく刺さるように聞こえたり、音が二重三重に重なって聞こえたりします。
食器を洗っている時に食器がぶつかる音も、人の話す声も聞くのが辛いし、音楽をかけると主旋律に合わせて音痴な人が二人ハモっているような音が聞こえて気持ち悪いし、なんかガッカリもするので精神的にもダメージがあります 笑

・回転性のめまい
口に出して説明する時は「視界がグルグル回って見える」などと言いがちなのですが実際は少し違っていて、言葉だけでは伝えずらいので絵にしてみました↓

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上半分が通常視界に映る景色とすると、回転性のめまいが起きている時は下半分のように見えます。
割れたガラス越しに景色を見ているような、扇子を半開きにした状態の枠にそれぞれ景色が映っているような、そしてその景色がそのまま時計回りに回っていきます。
吐き気もひどく体を起こすことすらできないし、目を閉じて視界を遮ってみても少しも楽にはならないので、こうなった時はできる限り安静にして時々嘔吐しながら収まるまで耐えるしかありません。
1度この状態の時に診療所に連れて行ってもらった事がありますが、その時は問答無用でめまい止め?とかいう点滴をされました。


また症状が顕著に出ていない時でも、“音”のたくさんある場所に行くと体調が悪くなるときがあります。
スーパーマーケットやホームセンター、飲食店、それから大きな駅の建物の中などに行くと、人の話し声や足音、食べる音、店内で流れる音楽、館内放送、電車の走る音、それらの耳に入ってくる音の全部が不快で、耳から頭の中を撫でられているような感じもしてどんどん気持ち悪くなっていきます。
そういう時はなるべく早めに音で溢れる空間の外に出たり、できる限り静かな場所に移動するようにしています。
それだけで不快感や息苦しさがなくなります。
酸素濃度とか違うんじゃないかと思えるくらいです 笑


以上が私のメニエール病の症状です。
このような症状は繰り返す人も一回で終わる人もいるようです。
私は数年間にわたり繰り返していたので、かなり重症な方になると思います。
ただ一回だけめまいがあったというような軽症の方でも、早めに北里大学病院のようにちゃんと対処してもらえる病院を受診することをオススメしたいです。
検査入院で一緒になった方の中にそのような軽症の方もいらっしゃいましたが、早ければ早いほど対応策が多く、聴力の回復の見込みなども上がるようでした。

・次回・ メニエール病と水分摂取療法 私の記録3/6 〜初診と検査入院〜


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