見出し画像

【52】息子の決断と私自身のアイデアの背景をさらに分析(息子のYouTube活動で思った事③)

こんにちは。息子とYouTubeの活動を話題にしたことをきっかけに、いろいろな思い出や今の私自身が気づいたことや想いを書いてきました。今日は、さらに私が出した選択肢とアイデアを受け取った息子の回答からの私が感じた成長、願いを整理していきたいと思います。

息子は、料理人しながらYouTubeでゲームのライブ配信にも取り組んでいます。深夜にまで配信が及ぶこともあり、心配な気持ちが止まらなかった私は、息子と話していてYouTubeが話題にでたときに、息子の活動に対して、ライブ配信をやめるか孫に協力してもらって動画を撮ることを提案してしまった。

息子が会話もままならない孫にゲームを上手に教えてくれた思い出と、現在もゲームを通して孫が弟や幼稚園の友達と楽しく過ごしている様子を見ていて、私に浮かんだアイデアでした。
息子にとっては、突然投げかけられた厳しい選択、提案をされた状況だったと思う。

Image from Adobe Stock

…でも、数時間してから息子が私に話しかけてきました。
息子の答えは
「お母さん、さっきの話だけど僕はユーチューブをやめるよ」と。

意外だった。こんなに一生懸命に配信していることをあっさり止めると決めてきた。
息子は配信するために、アドリブではあるもののおおまかな台本を考えたり、いろいろ自分で構築しながらやってきていたことは知っていました。だから、私の発言をいとも簡単に止めると判断したことがただただ驚いて、「そう」としか返事できなかった。

悩んでいる図
Image from Adobe Stock

しばらくして、息子に何で止めようと決めたのか聞いてみた。
すると、私の孫に協力してもらう提案がきっかけだったようだった。
「僕は自分がユーチューバーからVチューバーに転身して、顔出しすることでのデメリットも知ってる。甥っ子にそのリスクを背負わせるわけにいかないし、彼らの将来をぼくが振り回すようなことや、SNS上で傷つけられるようなこともあってはいけない!
それなら、お母さんが言うように配信を止める!」

私は自分の安易な提案にとんでもなく恥ずかしいと思った。それと同時に、息子の優しさを目の当たりにして誇らしくも感じました。

Image from Adobe Stock

そして、もう一つこの出来事を通して、幼い子どもにゲームをやらせてみようとする私の想いを整理する機会にしたいと思いました。

ゲームを幼い子供に、早々教えたのは賛否両論あるかもしれません。
でも、ゲームに興味があって好きという前提があるなら、息子の成長を振り返ったり、孫Mの様子からも、
ゲームを通して主体性を育むことが期待できるのでは?
そしてゲームのステージUPしていくことで、自信がつくのでは?と思っていました。

幼い時期であるほど、ちょっとした事での自信は、その子のこれからの人生に大きく影響する。ただし、その反面で挫折を経験すると、そこから立ち上がるために根気よく接し続けてあげることも不可欠ではありますが。

もう一人の孫で弟Oは、お兄ちゃんのMと違って、ゲームは好きだけど絵を描いたり、粘土遊びをすることも大好き。「自分が遊びたいこと」がはっきりしていて、それを行動に自然と出している感じの個性。

粘土でピクミンを作っている孫

ゲームからは、知育教材と違って簡単に達成感や挫折感、優越感、敗北感が得られてしまう。
そういった感情をリアルで経験するよりも前に、軽めの経験として学ぶ機会にもゲームをすることでできていたのかなぁと思う。
幼い頃から、楽しみながらゲームをすることで、プラスもマイナスも経験を受け止めておくことを体験できていると、成長してから役立てる部分もあると思っています。
プラスなことは、より肯定的にしっかりと自分で受け止められるようになる。マイナスのことは、それに対して気持ちを切り替えたり、回避したり、向き合い方を考えたり、免疫力のような下地を培っていけると。

幼い子がゲームを通して、このようにプラスでもマイナスでも自分で受け止める経験ができる。主体性を養っていくきっかけになると感じている部分があります。

Image from Adobe Stock

こんな風に私の心配・母親の立場での想い、そこから膨らんだ息子との会話、さらに息子の成長している部分に気づいて嬉しく感じられたり…。

息子のYoutube活動をきっかけに話したエピソードを整理しながら、自分の頭の中にあった、ふわっとしたものを、ことばで表現してみてさらに考えを深められたように感じながら今回は書き終えようと思います。
次は息子にゲームの教え方のコツを聞いてみた話を書いてみたいなと思います。今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?