はじめまして、ぷうたんと申します。 この度はざっくりと家族関係や現代社会に関して思ったことを発信しようと思いnoteを始めました。 並行して趣味の純喫茶巡りについても発信していけたらと思います。 プロフィール年齢:28歳 性別:女性 家族構成:夫・子1人(ペンネームのぷうたんは娘の名前から取りました) 居住地:神奈川県・湘南地域 趣味:ピアノ、読書、純喫茶巡り(子どもが生まれて休止中)、散歩 好きな場所:神保町、谷根千、みなとみらい、関内 学生時代の専攻:家族社会学、ジ
私は大学時代に東南アジア言語を学習し、留学していたため、現在はその言語の翻訳者として細々と活動しています。 初めての翻訳私が翻訳活動を始めたのは、大学3年生のときのことでした。先生から紹介されて、ある国の地震・津波被災者の手記を翻訳するという仕事が人生初の翻訳仕事でした。その時は右も左も分からず、ただ「日本語に直す」ことだけで翻訳が完結すると思っており、大した見直しもせず納品してしまいました(翻訳は日本語に直すたけではなくその後に様々な作業があります)。当時の私はその後に校
先日見た『欲望の翼』からウォン・カーウァイ監督の世界観に魅了されてしまいました。レスリー・チャンの影のある美しさも素敵でした。
私自身が最近育児に関してモヤモヤしていたことと、本書に出てくる韓国ネットスラングで、育児をろくにしない母親を害虫にたとえた『ママ虫』について考えたことを書き記します。 書籍情報 著者:チョ・ナムジュ 訳:斎藤真理子 出版社:筑摩書房 あらすじ:韓国に生きるキム・ジヨン氏の人生について幼少期、学生時代から就職、結婚、出産の各ライフステージにおける女性特有の困難や生きづらさを描いている作品です。 印象に残った言葉−『ママ虫』この作品は韓国女性が抱える生
母乳育児至上主義への違和感について書きます。 哺乳類であるので母乳を与えることは自然の成り行きだと思います。しかし、完全母乳か、混合か、完全ミルクかということで子どもの発育の優劣を語ったり母乳で育てることを過剰に称賛することは母乳神話だと私は思います。 母乳のメリット・デメリット〜メリット〜 ・特に初乳には免疫成分が多く含まれている ・人工乳と比較して経済的で簡単 〜デメリット〜 ・人工乳と異なり鉄不足になりやすい ・消化されやすいため、まとまって寝る時間が少なくな
『男らしさの終焉』という本を読みたい 男性性についてあまり深めたことないからこの際に勉強したい
この映画は、19世紀のベトナムの農村に住む女性が裕福な家に第三婦人として嫁ぎ、家父長制社会に翻弄されながら適応していこうとする姿が描かれている映画です。この映画を見て、かつての女性の生き方について考えたことを書きたいと思います。 映画の基本情報あらすじ 主人公メイは14歳の時に裕福な家に第三婦人として嫁ぎ、その家では跡継ぎとしてさらなる男児の誕生が望まれていました。19世紀ベトナムの農村における家父長制社会に生きる女性たちの姿が、主人公メイや第一夫人、第二夫人の生きざまと
「女の子らしい」とか「男の子らしい」というイメージは教育を受ける過程で段々と頭に刷り込まれていくことがあります。明確にこうしなさいと言われるわけではないですが、親や先生、メディアなどから子どもたちは女の子らしく或いは男の子らしく振る舞うとはどういうことかを身につけていくのです。これを教育社会学の世界ではしばしば「隠れたカリキュラム」として論じられています。 今回は私の経験や娘の育て方について考えたことを書きたいと思います。 洋服の色隠れたカリキュラムの中でもよく言われてい
空港の出国エリアのワクワク感が恋しい〜✈️早く海外へ行けるようにならないかな🏝️
私は東南アジアに留学時にインドネシア人の元家政婦との交流がありました。 彼女との交流は後に私の修士論文のテーマとなる外国人家事労働者のトピックに繋がることになります。 出会いそのインドネシア人女性は私の住んでいた寮の清掃員として働いていて、私は彼女に会うと簡単な挨拶を交わしていました。彼女は私が外国人であると分かったためか、私に好奇心を持って話しかけてくるようになりました。 私がいたマレーシアでは、ホテルやレストラン、ショッピングモールなどの清掃員などは外国人労働者の割
今回は、神保町の言わずとしれた名店、ラドリオについて書こうと思います。 ラドリオは神保町に訪れたら必ず立ち寄るお店の1つです。神保町の駅から2-3分ほど、細い路地裏にある名店です。そのすぐ向かいの喫茶ミロンガも名店です。 ウインナーコーヒー発祥のお店喫茶ラドリオは、ウインナーコーヒー発祥のお店として知られていて、創業1949年で70年以上続く伝統的な喫茶店です。 私もこちらのお店に伺う際には必ずウインナーコーヒーを頂きます。たっぷりのクリームが上に乗っていて、神保町の古
第三世界フェミニズムジェンダー学を学んでいく中で、私は第三世界フェミニズムという視点を知りました。 フェミニズムは歴史的に、西洋発祥の思想であり、主に白人中産階級の女性を想定していたものでした。 西洋フェミニストの女性達はアジアやアフリカなどの女性が抑圧されていて保護すべき対象であると主張しました。しかし、それは文明化された西洋という視点から第三世界を見下ろしているのではないかという議論がされるようになったのです。 たしかに、西洋の人たちでイスラム教のスカーフだったり、
思ったことどんどん書いていきたい
突然番外編で、このnoteの方向性が右往左往していますが、レトロ喫茶探訪記というか簡潔な感想も並行して書くことにしました。 元々私は神保町に古本を探しに行く時に休憩で喫茶店を利用したことをきっかけに、独特の世界観があるレトロ喫茶店を好きになりました。 しかし、神保町界隈のレトロな喫茶店はあまりに有名なので、今回は横浜の有名な喫茶店を取り上げます。 それは、関内にあるコーヒーの大学院です。 これも神奈川ではかなり有名な喫茶店ではあるのですが… コーヒーの大学院はJR関
女性学の講義私がジェンダー学との出会ったのは大学2年生の時のことでした。 履修登録をしていた時に、他大学での授業を取ってみようとなんとなく思った私は、某女子大学で開講されていた「女性学」の授業を履修することにしました。 その当時の女性学の授業は、生殖医療や養子縁組について研究している先生の授業でした。子どもを産みたいのに産めない女性や、産んでも育てることができずに児童養護施設や特別養子縁組をする女性たちに関して学びました。その授業を通じて、血縁や家族形成について私は強く意