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国際結婚への道①海外に滞在しながら結婚を目指すことを決意

どうも!寝るカズキです^^✨!

突然ですが、僕は今、ロシア人女性と結婚を予定しています。

実は、2年前からすでに考えていたのですが、最初にコロナ禍があり計画が頓挫。いつか事態が正常化することを信じて、結婚の手続きを延期していました。

しかし、コロナ禍が収束する兆しが見えてきたと思っていた矢先に、今年の2月末にあの軍事的な事件が起こりました。

「もしかしたら、今後、事態が正常化することなどないのかもしれない。

そう考えた僕たちは、あらためて結婚を決意しました。それもできるだけ早く。

しかし、その時点で行けるのかどうかわからずロシア行きを迷っていました。

「日本人だからという理由で逮捕されたり、入国を拒否されるのではないか?」

そんな心配があったので、ひとまずトルコとキルギスで彼女と一緒に時間を過ごしつつ、タイミングを見計らうことにしました。
(上記の2カ国はロシア人・日本人がビザなしで滞在可能)

しかし、部分動員やデモの激化など心配になる材料が積み上がって行くばかり。待てども待てども悪い知らせしかありません。

そんな状況下で「もう待っていてもらちがあかないから行くか」と意を決してロシアに行くことを決心しました。10月初旬のことでした。

キルギスはビシュケクで滞在している際に撮影した写真

もちろん、現地に暮らす外国人やロシア人の友人、彼女の家族と連絡をとりながら、実際に何とか行けそうだったのでロシア行きを決意しました。

ちなみに、あなたが日本に居るなら、婚姻手続きのために外国人のパートナーを日本に呼ぶことも可能ですが、色々と手続きが面倒くさいです。

また、相手が日本の招聘ビザを取得するのが極めて難しい場合もあります。ロシア人がまさにこのパターンで、ビザの取得がいつになるのか予想できません。

そのため、僕たちは早く婚姻手続きをすませるために、ロシアで手続きをすることにしたのです。ちょうど僕はキルギスに滞在していて航空券も購入しやすい価格でしたし、ロシアビザ(4年間有効)を持っていましたしね笑。

外国での婚姻手続きには婚姻具備証明書が必要。日本でも取得可能ですが、代理人による申請はできないので、申請人が海外にいる場合は、必然的に下記の表の左端にある戸籍謄本・紗本を持って相手の国にある大使館領事部での申請が必要です。

出典:法務省|国際結婚、海外での出生等に関する戸籍Q&Aより引用

海外に居ながら必要書類をそろえて現地で婚姻手続きをするなら、家族による申請でもOKな、戸籍謄本・紗本の代理申請も視野に入れてみましょう。

書類は第3カ国経由でロシアに送付してもらう形になります。
僕たちはキルギスの友人経由で送ってもらいました。
(2022年11月時点で、ロシアへの直接の書類は送れない※筆者調べ)

①本籍地のある市役所で戸籍謄本、もしくは戸籍紗本を取得する(即日発行)
②公文書に対する外務省証明(アポスティーユ)を日本にある大使館で取得する
(アポスティーユを専門に行う業者に頼むのが得策)

③第3カ国を経由して、ロシアへ外務省証明を受けた書類を送付する
筆者の場合は、キルギス経由で2週間後にロシアに到着しました。
(※2022年11月現在、ロシアに直接文書を送れない)

④日本大使館の領事部で婚姻具備証明書を取得する(即日発行)
⑤モスクワにある外務省管轄の機関で婚姻具備証明書の認証を行う(5営業日後)
(※要確認:地域によっては、この認証は求められない)

⑥現地の結婚手続きを行う「ザックス」で婚姻手続き完了(1ヶ月後)
⑦大使館の領事部で婚姻届(約1ヶ月後)・ビザ申請を完了(3営業日後)

このように、ロシアでの婚姻手続きは可能ですが、かなり面倒くさいです。また、上記しているように、すべての手続きを完了するのに2ヶ月弱くらいはかかりますし、大使館のある大都市まで出向かなければいけません。ただし、居住地によっては、婚姻具備証明書の認証を求められない場合もあります。

カリーニングラードの場合は、確実に認証が必要になります。
(そのせいで、無駄にモスクワを往復するハメに。。。)

ちなみに、認証を受けるためには、事前予約が必須なので注意しましょう。

筆者は現在、婚姻具備証明書の認証を待っている段階です。その書類が完成し、地元の「ザックス」で申請書を提出すれば、1ヶ月後に晴れて婚姻が認められます。

まだ手続きは終わっていませんが、ひとまず結婚できそうで安心しています。

詳しい手続きの様子は、パート2以降の記事で紹介しますね^^!

以下にモスクワ滞在中に撮影した写真をちょっぴり紹介します。

モスクワにあるロシア外務省の建物
鉄道駅の「モスクワ」の文字。手ブレがひどくてごめんなさい。寒すぎました(-5℃)
モスクワの建物や道路が大きくてびっくりしますね
この建物で認証を行います。事前予約が必須(パルク・クリトゥーリ駅から徒歩で約10分)

このシリーズは、海外にいながらロシアで婚姻手続きを試みている(現在進行形)筆者の体験記になります。今回は婚姻手続きの概要のみでしたですが笑。

不定期で体験談について更新していく予定なので、「国際結婚の手続きって案外大変なんだなぁ」と思いながら読んでいただければ幸いです^^!

はぁ、僕はもう疲れましたンゴ笑。。。

何とかなりそうな兆しが見えてきたので良かったですが。

つづく。



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