モラハラする彼との別れ方

前回この彼のことを書いて、モラハラで悩んでる女性が改めて多いことを知ったので、少し続編的なものを。

モラハラの彼と別れて、もうすぐ5年になる。でもやっぱり9年という年月を一緒に過ごした彼から受けた心の傷は、未だに、たまにフラッシュバックしたりするから完全には癒えてないのかなって思う。

私が彼から受けていた1番のモラハラはなんと言っても無視。

その無視は、いきなり始まって、いきなり終わる。

例えば、私が彼の癇に障るようなことを一言言うだけで、その瞬間から彼は私を完全にいない者として扱うようになる。徹底的に無視。これは経験した人ならわかると思うけど、目の前にいるのに、いないように扱われることは想像を絶するほど苦しい。それを自分の一番大切な人に。思い出しても鳥肌が立つ。本当によく9年もその彼といたなぁと自分でもつくづく感心する。

そうそう、なのでとにかくモラハラの彼とは「別れた方がいい」んだけど、別れるのって結構難しいんですよね。

別れる決心をするときは

私は幸い結婚もしてなかったし、子供もいなかったからだいぶマシだったけど、それでも別れるのは本当に大変だった。

当時、彼との関係に限界を感じていた時、ある女性にカウンセラー的な？ちょっと見える？スピリチュアル的な人を紹介してもらった。

「まゆちゃん、そんなにしんどいならいい人いるから紹介してあげるよ」

そうその女性に言われ紹介されたカウンセリング料金は、90分20,000円だった。今思えば相場だと思うけど、当時の私はカウンセリング、コーチング、セッション、そういうものに無縁だったのでかなり高い！っていうのがその時の印象だった。でもでもとにかく私は限界だったからそのカウンセリングを受けに行くことにしたのです。

あ、誤解のないようにお伝えすると私はあなたにこのカウンセリングを受けてください！と言いたいわけじゃないです。（回し者じゃないです）よということ。

ただ、私の別れを決めたきっかけをお伝えすることで何か力になれたらという想いからです。そうそうそれで受けにいったカウンセリングでしてもらったことは、

これまで自分がどれだけ苦しかったかを、泣きながら話し続ける私の話を、ただただただただ聴いてもらった

これだけでした。そのカウンセラーの方は当時50代前半のすらっと背が高いスリムな白髪の男性（元料理人という謎のキャリア）でした。彼が私にしてくれたことは、とにかくひたすら私の話を聴いてくれたこと。

そしてもうひとつ、一通り全て私が話し終わった時にその彼がこう言ってくれました。

あなたはもう充分頑張った。あなたはもう充分頑張ったんだよ。だからね、別れていいんですよ。彼と。あなたは彼と別れていいんですよ

私はこの言葉を聞いて、本当に救われた気持ちになったんです。だって、だめだって思っていたから。彼と別れることはしてはいけないことなんだって思っていたから。でもこのカウンセラーさんがこう言ってくれて、、

私、彼と別れていいんだ

初めてそう思えたんです。なんか不思議ですね。そんなのさっさと別れられそうなもんなのに、別れる＝死に等しいくらい思っていたので笑やっぱり依存症ですね。

あなたはもう充分頑張った。あなたはもう充分頑張ったんだよ。だからね、別れていいんですよ。彼と。あなたは彼と別れていいんですよ。

次回は具体的な準備についてもお伝えしますね！