見出し画像

電子化と紙の併用で、バラバラになった契約書を管理する方法


「あの契約書どこだっけ?」

「契約内容知りたいけどすぐにわからない!」


日々、様々なタスクに埋もれて、バラバラになってしまった契約書の管理にお困りのコーポレート担当者は多いのではないでしょうか。

整理しなくてはと思っても、様々なタスク・依頼が重なって時間が取れない....。

そんな多忙なコーポレート部門には自動化が必須です!

様々なクライアント様を見ていると、IPO準備前後のステージでは、なかなか契約書管理まで手を付けられていないという印象です。

そこで、弊社の契約書管理方法を一部ご紹介します。


利用しているツールによってやり方は変わりますが、今回は下記ツールを前提とします。

・クラウドサイン
・GDrive
・スプレッドシート
・SLack
・Zapier(なくても大丈夫)

ざっくりフローは下記の通り。

画像4


①クラウドサインから契約書PDFを自動格納

クラウドサイン回付の時の「共有メール」に、契約書管理用のメールアドレスを登録し、締結後の契約書PDFが通知されるように設定します。

画像3

(出所:上記URL)


②紙の契約書はスキャンしてGDriveに格納

ファイル名ルールを守って格納しておきましょう!
・ここの自動化は難しいので、クラウドサインで締結してよいですか?と取引先に確認し電子化を促進しましょう。


③契約リストの自動作成

メールアドレスに添付されたPDFをGDriveに自動格納(GoogleAppsScript or Zapier)し、適切なルールでリネームした後(リネームの効率化Tipsは後日!)、

画像1

スクリプトを実行すると、GDriveに格納したPDF情報が自動でスプレッドシートに転記され、リストが作成されます。

画像2

リストに契約終了日や契約金額など欲しい情報を入力(or 他のITツールから自動連携)して、バージョンアップし、経理を効率化することもできます。


④Slackへの自動通知

新しい契約書が格納された時orスプレッドシートが更新された時にSlackで通知が来るようにZapier等で設定し、誰が対応しているかステータスがわかるようにすることもできます。

ポイント

・ファイル名のルールは決めて、電子化/書面は関係なく共通化する
・電子化する契約書は締結前の共有メール設定を忘れない

リモートワークが定着し、クラウドサインやDocusign等を利用した契約書の電子化は、シンプルな契約であればだいぶ進んできたという印象です(労働契約書、業務委託契約書やNDAなど)。

ただ、まだまだ根強く紙文化が残っている業界もあり、書面+押印の契約書も残っています。

電子化or紙に関係なく、自動化しながら一元管理し、コーポレート業務をすっきりしましょう!


契約書の文言も注意!

契約書をチェックしていると、電子化に対応していない文言になっていることもあるため、クラウドサイン等を回す前にご確認くださいね!

「本契約の成立を証するため、本書の電磁的記録を作成し、○○○および●●●が合意の後電子署名を施し、各自その電磁的記録を保管する。」

(出所:上記URL)


まとめ

契約書管理も、GDrive、スプレッドシートなど、すでに利用しているものを最大限活用して自動化を進めましょう!

実際どうフローを構築/ツールを設定すればよいの?というご相談があればお気軽にご連絡ください!

■メンバーも募集中です!


業務を標準化してどんどんクリエイティブな時間を創っていきましょう!

事業の成長ステージに合わせたコーポレート業務の標準化など、お困りの点があれば何でもご相談ください!

■BizSuite (ビズスイート) お問合せ


#スタートアップ
#バックオフィス
#業務委託
#フリーランス
#標準化


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?