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ローマの日々 [Daily Romans]

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ローマ人への手紙を日々少しずつ、ゆっくり味わい、瞑想する旅をします。
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#真理

48.ローマ3:12 すべての者が離れて行った

48.ローマ3:12 すべての者が離れて行った

 パウロは一貫して、正しい目的地へ導く「正しい道」がある、と言っています。

 神の国に入る道は、キリストの福音という地図からしかわからないものです。しかし、この地図の必要性に気づかず、自分の心のままに歩んでいることが問題。

 パウロは、「すべての人が神の真理から離れ」てしまい、神の働きに対して「だれもかれも無用の者となった」と言います。善を行おうとする人がもちろんいるわけですが、自分の中に神の

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45.ローマ3:7-8 絶対的な神の義(2)

45.ローマ3:7-8 絶対的な神の義(2)

 嘘つきは信用できるのか?「私」が嘘つきであって、もし神の真理について語るとき、誰が「私」の言うことを信じることができるでしょうか?

 だから「私」の言葉は全く意味をなさないことになってしまいます。

 兄と弟のようかもしれません。たとえ弟は平凡であっても、兄が非常に乱暴者であれば、弟は平凡であっても兄に比べれば、ということだけで賞賛されることがあるのです。

 生まれつきの人間にすれば、神の義

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24.ローマ1:25-27 本来の神の愛

24.ローマ1:25-27 本来の神の愛

人間が悔い改めない限り、天から啓示される神の怒りはこの世に増大するようです。

神は家庭が壊れるがままに任せ、人間が夫婦関係の重要性に気づかないままに、欲望を追い求め続けるに任せてしまうこともあるのです。

創造主は永遠に賛美されるべきなのに、この世の人間の日常生活では忘れられてしまう現実があります。

夫婦の間でも、お互いに「ほめる」どころか、お互いを責め合う事態に陥ることもあるのと同じかもしれ

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