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48.ローマ3:12 すべての者が離れて行った

12,すべての者が離れて行き、だれもかれも無用の者となった。善を行う者はいない。だれ一人いない。」

ローマ人への手紙3章12節、新改訳聖書2017


 パウロは一貫して、正しい目的地へ導く「正しい道」がある、と言っています。

 神の国に入る道は、キリストの福音という地図からしかわからないものです。しかし、この地図の必要性に気づかず、自分の心のままに歩んでいることが問題。

 パウロは、「すべての人が神の真理から離れ」てしまい、神の働きに対して「だれもかれも無用の者となった」と言います。善を行おうとする人がもちろんいるわけですが、自分の中に神の基準がないため、神の目から見て「善を行う者は一人もいない」となっているのです。

 「だれ一人いない」。これはパウロが旧約聖書から引用した言葉です。

 クリスチャンがいまだに古い人間として世俗的な習慣にばかり心を向け、日常においてキリストの福音を思い出さず、キリストの言葉に従わなくなるなら、いずれまた道を踏み外すことになります。

 私たちと共におられる主は、この明確な地図で私たちを導きたいと願っておられます。神の恵みに満ちたキリストの言葉を読むことを毎日の習慣にしましょう。

考えてみましょう:神の言葉はあなたの欠点や罪ばかりを指摘しているのでしょうか。神の務めはあなたの欠点ばかりを探すことでしょうか。


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