新人リーダーがやりがちなミス~勘違い編~
新人リーダーとは多くのミスをするもの。
それはそれはいちメンバー時代よりも致命的で影響が大きいミスをしてしまいます。
日本では多くのリーダーがリーダーシップ研修を受けておらず、年功序列または専門能力が評価されての昇進・昇格となるため、リーダーとしての適性があるかどうかなんてガン無視されているからです。
昇進試験があるところもありますが、これらだってリーダーやマネジャーとしての適性を見るものはたぶんものすごく少ないんじゃないかなと思います。じゃないとリーダーやマネジャーに関する書籍が飛ぶように売れるとは思えないので。
僕のnoteではリーダー論・チーム論というマガジンがあります。
どのくらい追加したかわからなくなってきましたが、フォロワーさんもいらっしゃってそこそこの需要はあるみたいです。
数回にわけて新人リーダーやマネジャーがやらかしがちなミスを取り上げていきます。そして、最終的にはできる限り通らなくてもいいミスを減らしていけるようになってほしいなと思います。
新人リーダーとは言いますが、すでにリーダーをやられている方でも出来ていないもしくは知らない方がたくさんいるのもまた事実。復習もかねて多くのリーダーやそれらを目指す方々に読んでほしいなと思います。
■権限の間違った使い方
やりがちなミス1位は何だって聞かれたら真っ先にこれを挙げます。
「権力・権限の乱用」
頑張って仕事して評価され昇進した。すばらしいことではあります。でもそれは人間として偉くなったわけじゃないんです。ここ、超重要。
権力を得るとついやってしまうのが「コマンド&コントロール」型のスタイルです。要は仕事を指揮・命令型で進めていく形ですね。
当たり前のように見えますが、このスタイルの難点はメンバーの気持ちや状況をうまく把握できないことです。把握しようと努めていても選択肢の上位には常に「命令」があるため、仕事を進める時に部下の状況をお構いなしに命令型で指示してしまいます。
軍隊や医療などの一刻を争うような場面では威力を発揮しますが、逆に言うとそうではないときには強引な手法になってしまうので、特に現代では受け入れらずらいスタイルなんです。
■教えを請いにいけ!
でもリーダーとしては指示しないといけない。でも強引な手法は取れない。
だからといってやんわり伝えたところでメンバーは動くとは限らない。
特に優秀なメンバーほど、リーダーやマネジャーには牙を剥くものです(そうでないワガママ社員も多数いますが)。この矛盾をどうにかして解消しつつ、チームとしての仕事を前に進めないといけない。
どうするか?答えはカンタンです。メンバーに仕事を教わればいいんです。
やはりリーダーやマネジャーというのは現場の仕事からはある程度の距離を取っていないといけないことが多く、詳細な感覚的な部分まで仕事を把握できません。いや、あまり先入観を持ってはいけないという側面もあるので、致し方ないところであります。しかし、メンバーにはそんなことは関係ないんです。
だからリーダーやマネジャーは自らメンバーに対して仕事を学びに行く姿勢が大事。そして問題点や要望、改善点などを把握していく。目線をメンバーに合わせる作業が必要になります。つい最近まで自分もメンバーのひとりだったはずなので、仕事を学ぶこと自体は決して不可能なことではないはずです。
なにが邪魔しているかといえばプライド。
でも間違ってはいけません。
先ほども書きましたが、人間的に偉くなったわけじゃないんです。むしろどこでも活躍できるリーダーというのは謙虚なものです。「自分がこれをやったんだぞ!」って誇張する人でいいリーダーは見たことがありません。リアルでも、書籍でも。
過度に謙虚になる必要性はありませんが、常に学ぶ姿勢を示すことは、メンバーにとってもウケがよくなるものです。
ということで、リーダーになったからには頑張りたい!という気持ちはわかりますが、空回りしてしまっては元も子もないですよね。
常に謙虚に。これがまずはじめに心がけてほしいことの1つです。
続きは次回へとつないでいきますので、書くモチベーションを保つためにも「スキ」を押してからこの記事を閉じてくださいますよう、どうかどうかお願いします。
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