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【注意】バーンアウトにならないためには?基本を押さえて楽しく仕事しよう!

燃え尽き症候群(バーンアウト)って言葉を知っていますか?

と聞くと大体の人が「知ってるよ!」と答えると思うのですが、この言葉の真の意味、真に問題になってることは意外と知りません。

今日はその「バーンアウト」について解説していきます。


こんばんわ、だぴてぃです。

僕も経験があるのですが、
一度バーンアウトになると
復活が難しいんですよね。


結構勘違いされることが多いんですが、
燃え尽きるだけがバーンアウトではないんですよね。

実は「燃えたいのに、燃えることができない」ことも、バーンアウトなんです。

「どゆこと?」


ってなりますよね。
実例出しながら解説します。


|燃え尽きられないのもバーンアウト

まずは僕の経験から。

バスケの試合でメンバーに入っていたのに、試合直前の練習で靭帯断裂を起こし、試合に出るところか、日常生活もままならない状態を経験しました。

当時はその試合に全て賭けていたので、ショックは大きく、ご飯も喉を通らない状態となりました。

バーンアウトを知るまでは「ただショックだったんだな…」と思っていたのですが、これもバーンアウトの一つなんです。

どういうことかというと、この経験で言うと

「試合で全力を出し切ろうと思ったのに(燃え尽きろうと思ったのに)、直前で怪我をしてプレーできない(燃え切ることができない)」

という状態なわけです。

これこそがイマイチ知られていないからこそ、問題となっているバーンアウトです。


|バーンアウトを定義する3症状

バーンアウトには特徴的な3症状があります。
それがこちら。

1)情緒的消耗感
2)脱人格化
3)個人的達成感の低下


ツイッターで「わかりやすく説明する」としたのに、なんだか小難しい感じになってきましたね。

なので、少し大味ではありますが、ざっくりと言い換えます。

1)心が疲れて
2)自分を守るようになり
3)仕事のクオリティが下がる

これならイメージしやすいかと思います。

1つずつ解説します。


■情緒的消耗感(心の疲労)

ざっくりといえば「心が疲れている」状態です。

仕事で言えば「超頑張っているのに、結果がついてこない!」って感じです。

これが続いてしまうと、情緒的消耗感がどんどん溜まっていきます。

結果的に冷静な判断ができなくなっていきます。


■脱人格化

こちらは「自分を守るようになる」と表現しましたが、補足します。

脱人格というくらいなので、自分らしくない行動をとってしまうんですね。

情緒的消耗感が溜まった結果、穏やかな人が攻撃的になったりしてしまったり、逆に活発な人が大人しくなってしまったり。

何が起きているかというと、本来の自分の姿を隠して、自分を守ろうとしているんですね。

こうなってしまうとますます冷静な判断はできませんし、情緒的消耗感と併せて、次にお話しする『個人的達成感の低下』を招きます。


■個人的達成感の低下

達成感が得られないので、仕事のクオリティが下がる状態です。

ここまでくると完全にバーンアウトになります。

これは症状という形式ばったものでなくても、経験的に理解できることかと思います。

結果がでないものに対しては、達成感は得られないものです。


|この3つが揃うと……

仕事上でこの3つが揃ってしまうと

仕事のことを考えたくない

仕事にいきたくない

辞める

となります。

完全に負のループにどっぷり浸かってます。

仕事を辞めてしまうのは、現実的に考えると

個人では、職業的キャリアの喪失
チームでは、人的資源の喪失

につながります。

個人として気をつけるのはもちろんですが、チーム内にこういう人がいたら、バーンアウトにならないように配慮してあげることが大切です。


|バーンアウトの真の恐怖

バーンアウトになって、本当に怖いことってなんだと思いますか?

実はバーンアウトって「病気」ではないんですよ。
ちゃんと対処しないと、うつまっしぐらなんです。


いや、正確にはWHO(世界保健機関)が2019年にやっと国際疾病分類に加えたことから、医学的にも異常な状態としたわけですが、

まだまだ一般には病気として認知されていないんです。

2019年にWHOが「職場における慢性的なストレスが適切に対処されずにいる結果として起きる諸症状」と明記しました。


これによりやっと「個人の問題」ではなく「組織の問題」として捉えられるようになったわけですが、それでも人々の認知はまだまだこんな感じです。


・やる気がない
・怠けている


こう思われてしまうんですね。


明らかに異常な状態なのに、ちゃんとした疾病だと認められないっていうのは、とても苦しいものです。

「症候群」って名のつくものは、ちゃんとした病気として認められない風潮がありますけど、名前がなくたって苦しんでいることには変わりません。


もし、周りに「この人、バーンアウトかも?」って思える人がいた、偏見の目を持たずに理解する姿勢を示してあげることで、それ以上悪化しないようにできるかもしれません。


個人の問題もありますけど、
やっぱり環境要因が大きいです。


|次はリスク要因の説明をします

長々書いても消化できないので、
ここで一旦止めます。


バーンアウトとはどんなものか?
どんな症状があって、
どのようになってしまうのか?


ということを押さえていただければOKかなと思います。


だぴてぃ

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