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不満は「明文化」で攻略する
チームを運営していれば必ずメンバーからの不満が生まれる。これは当たり前な話で、万人が満足する集団や考え方なんてものは存在しない。
なのでどこかで妥協するしかないのが現実。
その妥協をどのように生み出すか?というところがチーム運営のコツであり、チーム力向上のカギ。
今日はそんなお話。
組織やチーム内の不満は「ルールを明文化」することである程度解消できる。モラルや人格的な部分に頼ってうまくいく事例もあるが、それは「人材に恵まれている」というだけ。チームとして、組織として強いわけではない。チームの体幹を鍛えるには「ルールを明確にする」ことが大事。
— だぴてぃ|細胞検査士✖️ライター (@dapity_labo) October 24, 2023
✔️このnoteでわかること
・チームや部署内の不満を解消する方法
✔️このnoteの信頼性
・医療従事者として、現役のチーム責任者5年目
これが正解!というものは存在しないが、何かのヒントになれば幸いです。
✔️不満はなぜ生まれるのか?
理由としては大きく分けると次の2つ。
・理由1:自分だけ損している
・理由2:自分の思うようにことが進まない
理由2は本人のわがまま的な側面もあるので、今回はとりあえずスルー。人格的な部分に関わってくるので。
でも、理由1は解決できる。
それがタイトルにもあるとおり「明文化」である。
✔️マニュアルは「作業書」ルールは……
マニュアル通りに仕事すれば、基本的には誰でも同じクオリティで仕事できるようになっているはず。それがマニュアルというもの。
でもこれでは「仕事以外」の部分に対応できないのがチームの難しいところ
マニュアルの他に「チームとしての根幹」をなすためのルールを策定する必要がある。これはどんなにメンバーに恵まれていてもやるべき。ずっと同じメンバーでいられるわけではないのだから。
✔️ルールの作り方は4原則から
だからと言ってルールでがんじがらめにするのは、完全な悪手。やるべきではない。
ルールの作り方には4つの原則がある。
・ルールの数が少ない
・具体的である
・使う人によってカスタマイズできる
・よりフレキシブル(柔軟性)である
可能であればこの4つ全てを、できなくても3つくらいは満たしておきたい。ルールという性質上、「使う人によってカスタマイズできる」という項目についてはグレーな部分がある。ここにはモラルが関わるから。
しかし3つもあれば、十分に効果のあるルールをつくることができるはす。
✔️「文章」にすることに意味がある
ルールはなんとなくな「情報」としておくのではく、しっかりと「明文化」されていることが大切である。
⭕️ ルールブックがある
❌ なんとなく暗黙の了解的な、、、
これは都合よく解釈する人間が必ず出てくるためである。ルールを都合よく解釈すると、チームとして収拾がつかない状態になる。
ルールとは「行動を規定するもの」でなければならない。
会社であれば、必ず就業規則があるはず。
大原則はそこに沿いつつ、チームの中で現実に即するカタチとして改めて「明文化」しておくこと。
✔️最後に、、、
不満はあるかもしれない。いや、ない方が人間の心として不健全。しかし、それを表にだすのか、グッと堪えておけるのかは個人の問題。
個人の問題になったとき、表にだした内容が「ルール違反」ということをジャッジできなければ、それは「アピールしたもの勝ち」にもつながる。
そんな状態のチームに未来はない。
チームの持続性を考えたとき、必ずルールは「存在」させなければならない。可能な限り、グレーゾーンをなくしたルールを「明文化」させておこう。
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