文章を書くために「文章を書く」ことを辞めました

もう、書くの辞めます…

ただ書くだけなんて無駄なんですよ。

脳停止で自分の思考をアウトプットしたって、読んでくれる人は少ないし、それで読者さんに何かを与えられるわけでもないし。

だから書くの辞めます…

文章は「創る」もの

noteの世界ではユーザーのことを「クリエイター」と呼びます。これは作品は「作る」ものではなくて「創る」ものだと捉えているからだと思います。

字の如く「作る」っていうのは「作業」になりがちなんです。つまり脳停止でも、マニュアルやテンプレートがあればある程度の作品は作れるんですね。

でもそれの何が楽しいのか？

雑用でもリズム良く作業することで、気分良くなることはあります。ただこれって何も生み出さないですよね。ただその作業が完結するだけです。

それに対して「創る」っていうのは、ゼロから何かを創り上げることを指します。クリエイティビティを発揮して、自分の想いを形取っていきます。

僕が冒頭で「文章を書くことをやめる」と言ったのは、「作る」ことをやめるということです。

文章構成って色々ありますが、そのどれにも縛られないスタイルがあってもいいんじゃないかと。

最近、セールスライティングを学んできて思ったことは「ある程度の型を持っていれば、表現方法は違っても、感じ方はほぼ一緒」ということ。煽られたらワクワクするし、脅されたらビクビクするし。

いや、まだ未熟なのは重々承知ですけどね

もちろん読者さんにそう思わせることってなかなかできることではないんですが、ビジネスライクに文章を使おうとすると、どこか殺伐としてしまう感じがします。

僕も有料noteを出すときは、少なからず読者さんに1秒でも長く読んでもらうための工夫をしますが、こればっかやっていると自分のココロが疲れるというか、視野が狭くなって行く感覚があるんです。

そうやって書いた文章やnoteは「売れてしまう」ので、人によっては結果が出ることによって悪い意味で調子に乗ることもあります。インフルエンサーの方もそうですし、これは人間である以上、仕方のないことかなと思いますが、僕自信はそういう人間にはなりたくない。

ましてや師匠や先生と呼ばれて、いい気分に浸るような浅い人間にはなりたくないなと思っているんです。

だからこそ文章は「型」で捉えるんじゃなくて「創り出す」ことを意識したいと思うようになったんです。

とはいえ「刺さる文章」は意識したい

ここ3ヶ月、ライティングに関するnoteを販売してきて、買って頂いた方のnoteや文章を拝見させていただくと、そのコンテンツを学ぶ前に比較してグサッと刺さる文章になっているのがわかります。

ついついその先も読みたくなってしまうくらい、魅力的な文章を書かれている方もいます。それこそ僕のココロにもグサグサ刺さって、有料で出しているnoteを買ってしまったこともあります。

そう考えると「刺さる文章術」はテンプレートのようにも見えますが、、、よーく読んで貰えばわかるんですが、結局は文章を読んでもらって「ソウゾウ」させることが全てです。

刺さる文章を書くための参考書｜だぴてぃ@noteプロクリエイター｜note

その「ソウゾウ」を起こさせるためにはどうしたらいいのか？ってことをまとめたものが「刺さる文章を書くための参考書」なんです。

「こうすればいい」「他の書き方なんて必要ない！」なんていうビジネスマウンティングをする他のコンテンツとはちょっと違う部分があるので、すぐに結果を求めたい方には向かないかもしれませんが、僕自身はこれで3週間でマネタイズできました。（つまり文章で文章を売るってことですね）

逆説的にはなりますが、書くことをやめれば書けるようになります。パズルみたいにコトバを当てはめていく文章術って再現性はあるんですが、短期的なものでしかないし、それは自分のチカラじゃなくて「テンプレートのチカラ」なんですよ。

型にはめられるようになる＝文章が上手くなるじゃなくて、ゼロからソウゾウして、それを文章にして発信していく。そしてレスポンスをもらったり、マネタイズしていくことが本当の上達です。

文章の学びはじめなんて、結果が出ないものです。

でも、集中してじっくり学ぶことで、相手のココロにグサグサ刺さるような、切れ味バツグンの文章がちょっとずつ創れるようになっていきます。

論文とか、仕事の場面では使いにくいところはあるかもしれませんが……

せっかく文章を書いて読んでもらうなら、刺さる文章を意識することをオススメしたいですね。

反応があるということは、次の記事やnoteの執筆意欲にも関わってきますし、なにより嬉しいものです。

これからも刺さる文章を創り上げるべく、毎日文章トレーニングしていきたいと思います。

だぴてぃ