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【チーム論】会議をしない理由

なにかモノゴトを決めるとき、人は「会議」というものをしたがりますよね?

・今後の方針について
・新人の教育について
・今月の振り返り

などなど、何かにかこつけて会議という集まりをしたいのが人間…いや、日本人には多いと感じます。

ハッキリ言いましょう。

その時間…無駄ァァァ!!!


で、どうするの?その会議で。


と言いつつすべての会議が無駄だというわけではありません。必要な会議(ちょっと疑問だけど)もあります。

・強制的に全員の承認を得たいとき
・全体周知するとき
・緊急で確認したいとき

いずれも他の方法でも大丈夫ですが、メンバーを集めるがいちばん早いです。オンラインならzoomでもいいでしょう。

大事なのは「何をする会議なのか?」ということをハッキリさせること。

言い換えると会議というのは「どこで、終わらすか?」というゴール設定が必要なんです。


答えなんて出ない


僕の会議なんて無駄なんていう背景には、会議をしても、議題に対してベストな答えなんてでないという経験をしてきたからです。

そもそも医療という、ある種答えのない仕事をしているのもあるかもしれませんが、答えのないことを延々と話していても時間の無駄なんです。

確かにアイデアや折衝を重ねれば、よりベストアンサーには近づけるかもしれません。しかし、どれだけ労力をかけても完璧にはなり得ないわけです。

だとすると、どこかで必ず妥協しないといけない。

そのためには情報のパーツを拾い集めることが必要なんです。


コミュニケートがあれば大抵解決


情報のパーツは、会議では集まりません。

会議で発言する人というのは、相当の度胸がある人もしくは権力のある人しかいません。たいていの人は、発言できずに終わってしまいます。たとえ、意見があったとしてもです。

それなら会議じゃないところで意見を聞けばいいんです。

これは会議の構成メンバーというよりは、リーダーがやる仕事のひとつですが、普段から細かく情報というパーツを集めておいて、リーダー自身で組み立てる必要があります。


パーツを集めて組み立てる


こうして会議以外のところで集めたパーツを組み立ててはじめて、会議をやればいいんです。

しかしその際にはほぼ決定事項です。そこから崩して議論するなんてことは不毛な議論しか産まないので、よく言われる「走りながら考える」とか「やりながら調整する」という具合に進めていくのがベター。

いわゆるPDCAを回すという方法ですが、個人的にはPDCAは嫌いです。無駄なことをしているような気がするんです。スピード感がないので、どうしてもグダリがちになります。

それよりもPDRがオススメ。

・準備(Prepare)
・実行(Do)
・検証(Review)

この3ステップなら「とりあえず準備して、実行。その結果を検証する」というシンプルなラインにすることができるので、どんどんアイデアを試せますし、もしそれがいいアイデアだったら磨いていくことも可能です。


 まとめ

このように「会議を極力しない」というだけで、仕事のやり方だけではなく、アイデアの作り方、普段のコミュニケーションまですべてが変わってきます

一見無駄な動きが増えるようにも思えますが、チーム全体で見たときには効率的になっていることがほとんどです。

日本人は納得感を欲しがるというか、会議で何かを決めないと気が済まない・・・という性分の方もいますが、それは仕事しているのではなく、ただ満足したいだけなんです。


リーダーの方はよく分かりますが、いろんな案件・仕事がある中で、どう効率的に回すか、捌いていくかということを意識しないといけません。

会議なんてものに時間を使うのはナンセンスなんです。

会議の準備なんて、練習のための練習に過ぎず、いつになったら本番になるんだよ…って感じすらします。


そうではなく結果に直結する方法を選びましょう。


ということで、今日のnoteはここまでとします。

お読みいただきましてありがとうございます!


〜おまけ:今日もご購入ありがとうございます!〜

僕は今日みたいなリーダー論の他にも、ライターとしての顔も持っています。そのエッセンスをまとめたマガジン『刺さる文章を書くための参考書』はアップデート型のマガジンで、僕が「この文章術は刺さるな」と感じたら、躊躇なくこのマガジンに入れるようにしています。

毎月、なんだかんだで売れているのにはワケがあります。
ぜひその目で!その感性で触れてみてください♩


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