【翻訳】詩人グレース・ヒバード その7 ~希望~

希望
Hope

果てなく続くものか、わびしく希望が無いばかりの朝が。
終われば、見えてこよう
薔薇、黄金、紫水晶の色をたたえる輝きが、
ルビーワインの色調が。

果てなく続くものか、霧と漂流の雨に
包まれた夜が。
雲がたゆたえば、顔をまた出すだろう
あまたの星が。



このほど、紹介したのは、グレース・ヒバード(1835-1911)というアメリカの女性詩人が1902年の詩集California Violetsに収めた作品です。原文は、こちらのInternet Archiveのリンクからチェックできます。

さて、作者のグレース・ヒバードの経歴につきましては、次の記事でまとめております。以下の記事もご一読くださりますよう、よろしくお願いします。


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