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人手があることのありがたさ

週末に、妻の両親が家に泊まりにきた。

昨日、義父が大学のときの友人たちと三重県でゴルフする予定があり、僕らが住んでいるのが愛知県なので、前日から孫に会いたい気持ちもあって、泊まりに来られたのだ。

義父だけではなく、義母も一緒に来たのは、もちろん孫に会いたいからだ。

普段、妻と息子と3人で過ごしていると、息子の遊び相手は僕もしくは妻しかいないので、どちらか一方は、息子に付きっきりにならざるを得ない。

息子が夢中になって一人でつぶやきながら遊んでいるときや、テレビを視させているとき以外は。

義父母が来てくれたことによって、遊び相手の候補が2人増え、息子もご満悦だった。

妻が息子を連れて、2ヶ月に1度は帰省しているので、義父母たちと久しぶりに顔を合わせても息子は誰だろうという顔はせず、すぐに打ち解けて遊んでいた。

最近、息子は一緒に遊んでほしいと、トコトコと近くまで寄ってきて、手を引っ張って誘ってくるようになった。

この週末、義母が手を引っ張られる回数が一番多かった。

食事中に誘ってくることも多かったが、目の前のご飯を食べたい欲求も、孫から手を引っ張られる喜びには勝てず、たびたび食事を中断して、息子の遊びに巻き込まれていた。

この息子の巻き込む力には、僕も感心させられる。

手を引っ張られたときに、抵抗しても、何が何でもという感じで、前のめりの姿勢で誘ってくるから、最後は従わざるを得なくなるのだ。

この週末は息子から僕と妻が誘われる回数が減ったので、精神的にのんびり過ごすことができた。

僕は僕で義父母に甘えて、息子をリビングに残し、寝室で読書する時間がもてたり、毎晩の散歩の時間も確保できたりして、ありがたかった。

妻は妻で、土日の両夜ともお酒を飲めたことが嬉しそうだった。

妻が2夜連続でお酒を飲んだのは、本当に久しぶりだったと思う。

そんなこんなで、僕と妻は寛いだ、幸せな時間を過ごすことができた。

こうやって人手があることは本当にありがたい。

妻は自分の両親が泊まりにくると、僕に対して申し訳ないと思うのか、遠慮がちに普段の何倍も優しく接してくれる。

義父母が泊まりに来たって、僕は窮屈だとも嫌だとも思っていないし、むしろ自分の自由な時間が増えて、ありがたいと思っているくらいなのに。

年に1~2回ほど義父母が泊まりに来る機会をむしろ増やしてほしいくらいに思っているのだから。

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