〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 とうとう医療保険について書かなければいけない時がきてしまいました。 アメリカの医療保険、正直に言ってとても面倒くさいです。そのせいで、医療を受けること自体も面倒くさいと思ってしまう。それだけは避けたいのと、そう思う人が減るといいなと思い、知っていることをまとめました。 まずはじめに、セントラルオハイオ居住の日本人の何割かを占めるはずの、某メーカーにお勤めの方とそのご家族は、この記事は読む必要がありま
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 ちょっとくだけた記事を書きたいと思いました。 今まで病院や学校など、enrollmentにフォーカスして書いてきました。しかしこれを読んでくださる方の多くは、日々子供を育てる親御さんであり、ご自身も駐在の帯同家族だと思います。私自身もそうです。そんな生活を一年続けてきた中で、やるべきことの優先度が見えてきました。私の感覚であり意見ですが、まとめてみたいと思いました。 優先すべきは、セルフケア、車の運
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 久しぶりに新しい記事を書いています。 アメリカの長い夏休み、噂に聞いてはいましたが、とても大変でした。「学校がないなら代わりにサマーキャンプに行ってもらおう」くらいに思っていたのですが、ふたを開けてみると大きな違い。 この記事では今夏の我が家の反省もかねて、サマーキャンプの選択肢、手続き、内容について書いていきます。 まずspecial needsが参加できるサマーキャンプの情報収集ですが、実は昨冬
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 1/2では主に現地校のpreschoolについて書きました。こちらでは、それ以外の選択肢を思いつく限り挙げていきます。 ・daycare ・日本語幼稚園 ・ESLの託児 ・子育てサークル daycareとは、託児所と訳されますが、保育園のことです。日本で保育園というと、長時間働いていないと子供を預けられないというイメージですが、セントラルオハイオでは駐在のご家族のお子さんが何人も、いくつものday
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 日本で義務教育前に幼稚園や保育園に通う子が多いように、米国でもkindergartenに通い始める前に、子供達はさまざまな早期教育や集団生活を始めます。 その多くはdaycareとpreschoolに分かれる印象です。ここでは主に公立のpreschoolについて書きます。 まず学校に通える年齢ですが、義務教育はkindergartenから始まります。年度始めの8月に5歳になっている子供からが対象です
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 IEPを取得していれば学校で必要なセラピーを受けられますが、プラスαで受けたい場合や、未就学児の場合は、自分で探して申し込むことになります。 母体が大きなところが良ければ、Nationwide Children's Hospitalです。 Nationwide Children's Hostipalは病院の項目でも説明しましたが、とても規模が大きく、評判の良い病院です。Home Doctorから紹
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 子供に障害などがあると頻繁にお世話になるのが、療育センター含む病院、薬局、そして装具屋さんです。息子はまだ日常的には通っていませんが、今までに通った病院や薬局、友人に聞いた話などをここでまとめます。 Dunblin City School(公立学校)でIEPを取得していると、必要なセラピーは学校で支給されます。しかしもう少し増やしたい場合や、薬や装具が必要な場合は病院にかかる必要があります。学校での
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 どこの駐車場でも必ず、車椅子マークのついた駐車スペースがあります。 入り口に近いところに設けられていて、ドアの開閉や乗り降りがしやすいよう、駐車スペースの横にさらにスペースがあります。 日本でも最近、車椅子を使用しているモデルの方が、このスペースの重要性について、ニュースやSNSで取り上げていました。 息子は一人で車の乗り降りができませんが、5歳の子供なので、抱っこして乗せたり降ろしたりしていました
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 前回の1/2では、IEPが始まるまでの流れを書きました。 2/2では、息子のIEPの内容を書きます。 1/2で書いた通り、IEPの内容は、生徒の発達の状態に応じるため、半年ごとに更新されます。これは息子が日本の療育センターでセラピーを受けていた時と一緒でした。 ただ日本では、PTならPTの計画書を、PTの時間に、PTの先生と私と二人で確認していました。つまりPT・OT・STそれぞれの計画書があり、確
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉 IEP=Individualized Education Program 直訳すると個人の教育プログラム。つまり、日本の個別指導計画や特別支援計画のことです。 Dublin cityでは、公立校に通う生徒がIEPの対象と認められると、無料で支援を受けることができます。 また、registrationの際に自己申告した方はもちろん、対象外で入学した生徒でも、学校に通う中で必要と判断されてIEPが始まるこ
はじめまして。 米国オハイオ州ダブリン市に、駐在で住んでいる主婦です。 縁あって、このnoteをまとめさせてもらってます。 このページに自己紹介と注意書き、そして目次を貼ってありますので、ご活用ください。 家族構成は、夫、自分、娘(note作成時8歳)、息子(note作成時5歳)の4人です。駐在は初めてです。 息子は日本で障害者手帳を取得していて、障害がある状態でオハイオに来ました。 ダブリン市は日本人がとても多いので、「海外駐在」という言葉に対して私が抱えていた緊張感は