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車社会のドバイを「道路」から解説!

今回は、ドバイの不動産を「幹線道路」を中心に解説していきます。

ドバイは、都市計画からしても車社会です。
これから人口が増えていくドバイで、道路のインフラは最重要課題の一つでもあります。

初めての人にとっては、名前がややこしく覚えられないと思います。ドバイに来る前に、主要な道路と役割を理解することで、ドバイ不動産の理解に繋がります。

①主要な道路

ドバイの主要な道路は主に7本です。
海岸線に並行に走る4道路 + 垂直に走る3道路です。

  1. Shaikh Zayed Rd (「シェイク」と言えば通じます)

  2. Al Khail Rd(アルカイルロード)

  3. Sheikh Mohammed Bin Zayed Rd(シェイク モハメッド)

  4. Emirate Rd(エミレーツロード)

  5. Al Ain-Dubai Rd(アルアイン-ドバイ)

  6. Umm Suqeim St(ウム スケイム ストリート)

  7. Hessa St(ヘッサ ストリート)

②道路から見るドバイ不動産を解説

Shaikh Zayed Rd  「シェイク」

最も使われる道路は、「シェイク」です。海岸側にある主要な都市を繋いでいる、高速道路でドバイに来たら必ず一度は通ると思います。
北はシャルジャから、デイラ 〜 ダウンタウン 〜 モールオブエミレーツ 〜 パームジュメイラ 〜 ドバイマリーナ 〜 パームジェベルアリ と続き、アブダビまで続いています。

お分かりの通り、この道路へのアクセスが良い都心部は不動産価格が高い傾向にあります。
一方、問題点は、イベントや通勤ラッシュ時の渋滞がひどすぎる点です。

Al Khail Rd(アルカイルロード)

シェイクの渋滞がひどいこともあり、アルカイルロード沿いのヴィラコミュニティの人気が高まっています。ダウンタウンへのアクセスも良く、外国人が100%所有権を購入できるので、さらに開発によって人気が高まるエリアとも言えそうです。

例えば、Dubai Hills(EMAARのゴルフ&ヴィラコミュニティ)、MBR City(メイダンのヴィラ&ラグーンコミュニティ)、SOBHA Hartlandなどです。

シェイク モハメッドとエミレーツロード

この2つの道路は、内陸側の道路なので比較的空いています。実際、砂漠側のエリアに住んでいても、この2つの道路があるのでDXB空港までは30分あれば十分です。シェイク側の都心部まで、おおよそ20~30分あれば行けるので、車があれば問題ない範囲になります。
この2つの道路の間には、比較的広大なヴィラやコミュニティが作られています。家族連れや犬を飼っている方には、魅力的な物件が多いです。

例えば、Arabian Ranches、Jumeirah Golf Estate、DAMAC Hills、Mudon、Nad Al Shibaエリア、ドバイサウスなどです。

Hessa St(ヘッサ ストリート)

不動産市場を見る上で、ヘッサストリートは欠かせない存在です。シェイク沿いのBarsha Heightsエリアから南に伸びたこの道路沿いには、多くの住宅地があります。

Al Bashaエリアを通り過ぎると、JVCにがあります。
JVC(ジュメイラ ビレッジ サークル)というエリアは、ドバイの不動産価格が急騰しているエリアで、現在も開発が続いています。

なぜ、JVCが人気になったかというと、3つの道路からアクセスできるエリアだからです。拡大すると👇

しかし、開発が進むにあたって課題もあります。
JVCの周辺も渋滞がひどいエリアの一つです。シェイクからヘッサを使ってJVCに向かう人、アルカイルロードを使ってJVCに向かう人が重なり、エリアの入り口付近は渋滞になります。

投資用ではなく、居住用で、マリーナやダウンタウンに出勤する必要がある人は注意したほうが良さそうです。

③まとめ

今回は、主要な道路からドバイ不動産のエリアをざっくりとご紹介しました。居住用なのか投資用なのか、ライフスタイルに合わせて最適な立地を選ぶことが重要です。今後、さらに開発が進むため、それらを考慮して物件を探すことをおすすめします。

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