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2拠点生活のススメ|第147回|美味しいお酒を飲もう

日本は、アルコール天国という話を聞いたことがある。

スーパー・ドラッグストア・コンビニなど、日本に居ると24時間いつでもどこでもお酒を買うことができるというのがその理由、海外ではありえないことらしい。

それだけお酒が簡単に手に入るのだから、さぞかし依存症率も高いのかと思いきや、調べてみると、世界ランキング136位とかなり低い方に属するようだ。日本人はちゃんと自制が効いているからこそ、いつでもどこでもお酒が買えるという訳。

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アルコール依存症者の割合ランキングマップというのがあって、依存症率が高いほど赤色が濃く描かれている。主に寒い国の人々の依存症率が高いようだ。ちなみにベスト3は、1位がベラルーシ、2位がハンガリー、3位がロシア。

ほとんどが北半球に集中し、南半球では少ないということが分かった。寒いところでは、やはり酒で暖を取るということなのか。逆に中東やアフリカは、極端に少ない。戒律によって禁酒が求められる国も多いからか。ようは、お酒もドラッグも立ち位置は同じということなんだろうな。確かに、酔いたいがための酒は、まさにドラッグ、現実逃避の道具でしかないもんな。

日本で、お酒をドラッグだと感じている人は、どれほどいるのだろうか?


お酒というのはクセのもので、習慣になると無くてはならないものになる。最近は車で出かけることが多いので、軽く飲みに行こうかみたいなこともすっかり無くなってしまった。逆に飲むときは電車で行って、とことん付き合う。

たまにノンアルでお付き合いしたりすることもあるが、案外ノンアルでも一緒に楽しく飲めることも学んだ。

習慣に任せてダラダラと飲むことが少なくなって、飲み方にメリハリがついたのはいい変化のような気がしている。

仕事終わりにいっぱい引っかけないと家に帰れない、仕事の話は酒の席でないと円滑に進まない、飲み会に来ない奴は付き合いが悪い奴、なんてのも前時代の発想。

コロナ禍で、家のみが増えても、逆に飲酒をコントロールする意識が高まっているという記事も目にした。食事を楽しむためのお酒という風にシフトしているのかな

コロナでお酒の飲み方も大きく変化しているようだ。

そういう意味では、料亭で「まあ一杯」なんてやってる政治家は時代に取り残されていくんだろうな。


疲れを癒やすお酒もいいけれど、やっぱりお酒は祝いの席に似合うもの。お酒を飲む日は、まず小さくてもいいから、何か祝えることをやってからがいいな。

今日は徳島から帰りがけに、産直市場で新鮮な空豆を見つけたので、久しぶりに夫婦水入らずで、日本酒でも一杯やろうかな。

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