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2拠点生活のススメ|第106回|服って何を示すモノなの?

徳島に居ると、仕事で誰かに会うということもないので、海中心の服装になる。

この時期は、まだ少し寒いのでシャカシャカのナイロンパンツにパーカーみたなカッコですぐ着替えられて、風を防ぐといった機能重視になる。夏場は、短パンにTシャツ、ビーサンが定番。けれど、市内に海のイメージはないので、そのカッコのままオシャレなご飯屋さんに行くのは、はばかられたりもする。

もしこれが徳島に住んで無くて、サーフィンのために訪れているのだとしたら、旅の恥はかきすてじゃないけど、サーフィンしに来たので何か?という感じで、気にしないで済むのかもしれない。

住んでいるということが、自分の感覚に影響を与えているから不思議。

元々私はフリーランスで仕事をしているので、冠婚葬祭以外スーツを着ることはほとんど無い。ただ、クライアントと打合せするときと、仲間内のスタッフと仕事するときでは、服に対する気配りみたいなものが変わる。

カジュアルだけど失礼じゃ無いみたいな服って案外難しい。クリエイティブなイメージも大切にしたいとも思うし、あんまり緩いのもどうか、けれど堅苦しいのは自分らしくない・・・。まあ、そんな堅苦しい系の服を持って無いけど(笑)

結局、ボタンダウンの白系シャツにカーディガンとか、ポロシャツにチノパン的なスタイルが無難みたいなことになって、それなりにディテールには拘ってはいるけど、アイデンティティというより、どちらかというとTPOとして許せる服みたいなことになってしまう。

正直、そんなことをいちいち考えるのは面倒くさい。

潔くTシャツ・短パンですべてまかなうというのが、本人的にはベストなんだけどな・・・。けれど、「大人なんやから、こましなカッコしてないと恥ずかしいよ」なんて妻に言われると、それもそうだななんて思う。ようは優柔不断なのだ。

だいたい服というモノは、その人の何を示すというのだろう。

ハイブランドの服を着たからセレブになるわけでもないし、オシャレなこだわりブランドを着るから、イケてる人になるわけでもない。けれど孫にも衣装の言葉通り、スーツをきちんと着ている人をみるとちゃんとしてるなとも思ってしまう。

だから、へんな誤解や偏見を持たれるのも面倒くさいので、自分が許せるギリギリの範囲でTPOを考えるのだ

ほんとは、そんなことどうでもいいのにな。

まだまだ迷えるアラ還です(笑)。

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