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2拠点生活のススメ|第356回|自分へのお年玉

2021年もあと少し、今日で年内の仕事を終了した。

今年は全体に仕事も暇で、早々と仕事納めだなと思っていたら、年末になってコンペが通ったとの報告。おかげで、人並みな時期に仕事納めを迎えることが出来た。あとは仕事場の掃除を残すのみ。最近図書館で大量の短歌本を借りたり、買ったりしているので机の上は本だらけ、収める場所が無いのでどうしようかな・・・。

そういえば、ある短歌本を出版社から取り寄せると、郵便振替の用紙が本と一緒に送られてきた。ネットでカード決済が当たり前の時代に、郵便振替なんて・・・面倒だなと思う反面、どういう訳だか、とても暖かい気持ちになった。

短歌の世界はまだまだ人間くさくて、良いものだな。

送られてきた歌集には透明のカバーが付けられていて、大切に読んでくださいね〜といった気持ちが伝わってくる。AMAZONで探しても品切れ中、あるのは中古本だけで、足元を見て定価よりかなり高い値段が付けられていた。

短歌本はそうたくさん数が出るわけではないので、初版本がはけると手に入れることが難しくなる。出版社に直接問い合わせるなど、苦労して手に入れた本は愛おしくなるから不思議だ。

今年はたいして頑張ってもいないけど、特別な自分へのお年玉たち。

これだけたくさん本があれば、年末年始に困ることは無い。ゆっくりと味わって好きな歌人を見つけたい。なんだか気分だけはリッチなお正月になりそうだ。

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