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【本】最軽量のマネジメント

●全てのマネジメント層、経営者に読んでもらいたい、
 サイボウズ式マネジメントの変遷とすぐに実践できる3つのこと。

●働き方だけでなく、働くとことそのものを根本から考えることになる本

転職したくなる本。笑

私のざっくりまとめだと、この本は、
<いままでどうだったか>
Chapter 1 従来のマネジメント
Chapter 2 サイボウズでうまくいかなかった例
<ではどうするか>
Chapter 3 ザツダンについて
Chapter 4 情報の徹底公開について
Chapter 5 説明責任と質問責任について
<未来>
Chapter 6 これからのカイシャと個人のあり方
という章立てで書かれています。

「そう言われてみれば、そうだよなぁ」ということが非常に多いです。
でも、それに気づけない&気づいても変われないと思ってしまうから、これまで変わらないままでいるのだと思います。
まずはチーム単位で、取り組んでみる。それが第一歩です。

これまでのアタリマエは、本当はアタリマエでもなんでもない。
会社に依存する働き方ではなく、一人一人が働き方そのものを自立させて考える時代です。
「そう言われてみれば、そうだよなぁ」から、目の前のひとつひとつを良い方向に変えていくアクションを起こす勇気が出る一冊。

ただ個人的には、ピラミッド型組織の末端にいる社員ができることって何だろうとも思いました。
部長にこの本をプレゼントする…?
そうしたいけど、喧嘩売ってるよなぁ…とか笑

いろいろ考えていくと、今いる会社(JTC)を変えたい!という思いよりも、サイボウズみたいな会社へ転職したくなってしまうのです。笑


最軽量のマネジメント = 情報の徹底公開

チームがおかしいときは、情報が共有されていないとき。
情報の徹底公開によるメリットは、以下三点。

・不必要な忖度が社内からなくなる
・メンバーに、マネジャーへの理解が生まれる
・ひとりひとりに主体性がうまれる


マネジャーがいますぐやるべきこと3つ

◎情報を徹底的にオープンにすること(上記) 
 →最軽量のコミュニケーションが管理負担を減らす
◎「ザツダン」を行い、100人100通りの生き方を知る
 →”ありのまま”を受け入れるためには、互いの「心地よい距離感」を知る
◎説明責任と質問責任を貫き、チームに公明正大な風土を作る
 →聞かれたことにちゃんと答えるorさらに上にパスするもあり(主に上司側)、わからないことはちゃんと聞く(主に部下側)。


サイボウズが掲げるチームワークとは

理想に共感して集まったメンバーが、自立し、多様な個性を尊重し合い、チームで助け合いながら、公明正大に理想の実現を目指していく

100人100通りの幸せを実現する世の中にするには、
理想で繋がる会社であること。ありのままを受け入れる風土であること。

会社は、個人を縛るものではない。





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