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Illustrator使い倒しテク

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2021年11月の記事一覧

アピアランスで作るブラウザーウィンドウ

「アピアランスで作るFinderウィンドウ」という記事を書いたのですが、途中からブラウザーウィンドウを作りはじめました。 バリエーションが増えたので再掲。 ダウンロード2021年11月26日の13:40に差し替えました。

グループ化したオブジェクトに対してのアピアランス

グループ化したオブジェクトに対しての「上下にブラケット」や「四隅にカギ括弧」をアピアランスで実装します。 ブラケットちょっとややこしいのですが、[変形]効果でずらしつつ、[パスファインダー(背面オブジェクトで型抜き)]効果でブラケットを作成します。 こちらの応用です。 四隅にカギ括弧[形状に変換(長方形)]効果を適用後、破線の設定でカギ括弧にします。 バリエーション囲み罫のバリエーション 二重カギ括弧[パスのオフセット]効果をかけたら二重カギ括弧になりました。 線

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角に三角のしっぽの吹き出し

最近、「角に三角のしっぽの吹き出し」を見かける機会が増えています。 バリエーション角丸、面取り、ドロップシャドウに対応。「大は小を兼ねる」で1つのグラフィックスタイルで使い回します。 左右・上下のバリエーションが必要ですね。 種明かし左下に移動した長方形を[ワープ(円弧)]効果を使って三角にしています。

片方だけナナメにする

[ワープ]効果を使ってナナメにすることを検討していましたが、変形コピーして、[パスファインダー(背面オブジェクトで型抜き)]効果がよさそう。 [変形]効果は次のように設定。 角度:任意 水平方向に反転 垂直方向に反転 基準点:右下 極端な例ですが、次のようなケースもあるため、[拡大・縮小]の[水平方向]を250%などに設定。 左右のバランスを取るために、仕上げとして[変形]効果で左方向に移動。 応用編グループ化されたオブジェクトの場合には、新規塗りを追加して回

コラム風ボックスでのテキストの扱い

何度も取り上げてきていコラム風ボックスについて。 コラム風ボックスでのテキストの扱いについて、次の方向性があります。 タイトル、本文ともにアピアランスの対象にする タイトルのみアピアランスの対象にする テキストはアピアランスの対象にしない 現時点で私の考えとしては「テキストはアピアランスの対象にしない」がよいと考えています。理由は2つ。 アピアランスの分割を行うとき、テキストがアウトライン化されてしまう テキスト位置のちょっとした微調整を行うと、アピアランスの調

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テキストの先頭・末尾を斜線でスパッと切るアピアランス

試作的な感じなのですが、チャレンジしてみました。 ダウンロード

Morning Sprite #13(20211115)

DTP Transitとホームランオフィスによるオンライン朝礼「Morning Sprite #12」を11月15日[月] 10:00からライブ配信しました。 YouTubeの方では、チャプターを用意しています。 ロックオン柳田さん(ホームランオフィス)の事例紹介 Illustrator 2022関連こちらの記事の内容をデモを通して振り返りました。 前面へペーストを使わない複製方法クリップボードを介すコピー&ペーストは、Illustratorが落ちる元。 同じ場所に

10分くらいでわかる2021年10月リリースのCC 2022の新機能・機能強化(Illustrator、Photoshop、InDesign、Adobe Fonts)

Adobe MAX 2021のタイミングでCC 2022がリリースされました。Illustrator、Photoshop、InDesign、Adobe Fontsについて「何が変わったのか」を10分で理解できるようにまとめてみました。 IllustratorIllustratorのバージョンは26になりました。 目玉は[3Dとマテリアル]効果 (互換性のため、従来の機能も「クラシック」として残っている) 「山路を登りながら」のサンプルテキストがデフォルトでOFFになりま

アピアランスで広げるイラストのバリエーション(2)

以前、このような記事を書いたのですが、その続編です。 次の2つの追加しました。 フチだけにする 全体を薄く+フチ フチだけにする塗り部分をの[不透明度]を0%に設定し、グループの抜きをONにします。 全体を薄く+フチ塗り属性に[パスファインダー(追加)]効果を適用し、不透明度を下げます。 追記(2021年11月11日)「グループの抜き」を使わずにフチのみができました。 いまひとつロジックがわからないのですが、線属性、塗り属性の前に[パスファインダー(追加)]効果

テキストの左右に付加する括弧

テキストの左右に付加する括弧集をまとめました。 先端が丸いパーレン以前、こちらの記事にて取り上げたのですが、アップデートしました。 先端が丸まっています。 そのため、次のような展開が可能。 上下が水平のパーレン塗りを[ワープ(上弦)]効果で[変形]効果させた後、[変形]効果で横方向にずらしてコピー、[パスファインダー(前面オブジェクトで型抜き)]効果で括弧だけを残します。 [ジグザグ]効果で〈〉にできます。 ふんわり丸いパーレンちょっと面倒いことをやっています…

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角が欠けている表

Illustratorでの表組みについて、過去にも取り上げてきました。 そもそもInDesignで作り、次のいずれかで使い回すのがベストプラクティスだと思うのですが、「Illustratorだけで作りたい」というニーズも多い状況です。 InDesignからIllustratorにコピー&ペーストする CCライブラリを介して、Illustratorで使う [パスファインダー(分割)]効果を使ったメンテしやすい表組み表を構成するセルは「4本の罫線で組み立てられる」と考えて