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🌿夏にオススメの葉物10選🌿


猛暑がやってきました。
夏は、お花が持たない季節ですね。
そこで、今回は暑い夏でも長持ちする葉物をご紹介します!

なぜ花が長持ちしないのか...

暑いと花が長持ちしない原因は3つあります。

①花瓶の水の温度が上がる
②バクテリアが繁殖しやすい
③花が蒸れやすい

日本の夏は、高温多湿です。そのため、花瓶の水の温度も上がりやすいです。気温が暑いと花瓶の中では、バクテリアが繁殖しやすくなります。その水を花が吸い上げてしまい、花にバクテリアが吸い込まれ、しおれてしまいます。また、活ける際に茎に沢山葉がついたまま活けると蒸れて花自体がダメになってしまう事もあります。

長持ちさせるためには...

①毎日、水替え、切り戻しをおこなう
②切花用の長持ち剤を入れる
③涼しい場所に飾り風通しをよくする

バクテリアを繁殖させないために、花瓶の水は毎日替えることが大切です。水を替えた際に、茎の切口を2〜3㎝ほど切ってから活けましょう。切口を新しくするとで水の吸い上げが良くなるので長持ちします。この作業を切り戻しと言います。
お花屋さんでお花を買うと切花用の長持ち剤が一緒についているかと思います。糖や殺菌剤など長持ちさせる成分が含まれているので、水にいてれ使いましょう。蒸れを防ぐには、直射日光が当たらない、涼しくて風通しの良い場所に飾る方が長持ちします。ただし、エアコンなどの風が直接当たる場所に飾るのはやめましょう。乾燥して、花や葉の水分不足や傷の原因になります。葉の表面には、ホコリがたまりやすいので、ティッシュなどで拭き取ったり、霧吹きをかけたりすると長持ちします。

夏にオススメの葉物

①モンステラ


夏には欠かせない葉物ですね。一枚あるだけで、南国の雰囲気になります。
モンステラ(Monstera)の語源は、Monster(怪物)からきています。茎がぬめりやすいので、水を替えるときに、茎も洗うと長持ちします。

②アレカヤシ


葉の全体は大きめですが、葉の一枚一枚が細く控えめで涼しげです。風にゆれる感じが爽やかな印象ですね。下の方まで葉っぱがついていることがあるので、活ける際は、水に浸かる部分は取り除いてから飾りましょう。

③タニワタリ


昆布のような縦長の常緑性のシダ植物です。温暖な地域では、岩などに着生してはえています。樹高は2mになるものもあるのだとか。名前の由来は、葉の裏に着いている胞子が谷を渡っている様に見える事から付けられました。

④エメラルドウェーブ


タニワタリを小型、肉厚にした品種です。パリッとしていて、波を打ったように綺麗なウェーブは曲げてもなかなか折れなく、とても丈夫な植物です。1〜2ヶ月ほど持ちします。

⑤タバリアファン


柔らかいレザーファンのような葉形をしています。
レースのように繊細で透け感から涼しさを感じられます。夏によく見かけるシノブの仲間です。葉や茎が細く折れやすいので、取り扱いには気をつけましょう。

⑥アンブレラファーン


名前の通り、傘のような形をしています。風にゆれる感じが爽やかです。葉が乾燥しやすいので、霧吹きをかけると長持ちします。ドライフラワーにもなり、乾燥すると葉先が丸まってきます。

⑦マコヤナ

カラテアの一種で、葉の柄がエキゾチックで魅力的です。孔雀の羽のようですね。観葉植物としても需要が高く、健康運や仕事運などを上げる風水効果があるそうです。

⑧クッカバラ

観葉植物でよく見かけますね。他の植物にはない独特の葉姿は目をひきます。名前の由来は、ワライカワセミ(Laughing kookaburra)という鳥の英名からきています。恋愛運や家族運を上げる風水効果があるそうです。

⑨クロコダイルファーン

光沢がある葉です。名前の由来は、葉脈がワニ革に似ていることから付けられました。観葉植物として、鉢物としても出回っています。直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうので、明るい日陰に飾りましょう。

⑩シロシマウチワ


アンスリウムの仲間です。クリスタリナムという品種で、和名をシロシマウチワといいます。葉の大きさは、小さめで肉厚、表面はマットな手触りです。モンステラなどに比べると希少な品種ですが、ハートの葉姿がなんとも可愛らしいですね。

最後に...

ひとくちに葉っぱやグリーンと言っても、いろいろな形や色があります。自分のお気に入りを見つけて、飾るのも楽しいですね。花が持たないこの季節は葉物で涼しさを感じましょう!

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