善玉菌20%、悪玉菌10%、残りの70%の話【腸内環境】
こんばんわ、多数決では少数派のケイタです。
さて、今日から「腸内環境」の話をしていきますね。
腸内環境が乱れると身体全体の不調につながったり、生活習慣病や様々な疾患の原因となります。
一度、自分の腸内環境を深く理解しましょう。
▼腸内の「菌」の種別
腸内細菌の種別ですが、3種類あります。
それが「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つです。
ん? 日和見菌????
って方も多いのでは。
そしてこの3つの細菌のベストな割合は
善玉菌 :2
悪玉菌 :1
日和見菌:7
なんです。
何や、めっちゃ多いやん日和見菌。。。
ではこの日和見菌って何でしょう。
▼日和見菌とは
日和見菌の前に「日和見」の意味ですね。
1.天気模様をうかがうこと。
2.事の成行きをうかがって去就を決しないこと。
とあります。
早い話、どっちつかずの菌なんですね。
そしてこの日和見菌、「普段はなにもしてないのに悪玉菌が優勢になると悪玉菌の味方をする」菌なんです。
つまり本来なら10%の悪玉菌がちょっと増えて、善玉菌を上回ると、この多勢の日和見菌が悪玉菌の味方をするんですね。
甘く見ていると恐ろしい日和見菌。
社会の縮図みたい。
▼最適なバランス
最適なバランスは上に挙げた通り、『善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7』です。
そもそも腸内細菌は1000種類、100兆個も存在します。
100兆個って、「100000000000000」ですからね。。
この中で善玉菌は20兆個ってこと。
これを増やす事に尽力しましょう。
▼善玉菌を増やすポイント
善玉菌を増やすポイントは2つ。
①善玉菌そのものを送り込む
②善玉菌の栄養を送り込む
①は分かりますが、②の栄養って何でしょう。
▼善玉菌の栄養
善玉菌がたくさん腸にいても、人間と一緒で栄養がないと働いてくれません。
腸内の善玉菌のためにも、たくさん栄養を与えて下さい。
善玉菌の代表的な栄養素は『オリゴ糖』と『食物繊維』です。
オリゴ糖は食物から摂るのは微量なので、直接摂取するのがオススメです。
食物繊維は同時に便秘&血糖値対策にもなります。
どちらも料理や飲み物に溶かして摂取できるのでカンタンに腸内環境を改善できます。
因みに、善玉菌を直接摂取する事を『プロバイオティクス』といい、善玉菌の栄養を摂る事を『プレバイオティクス』といいます。
さて、今日はここまで。
明日は『善玉菌と食べ物について』を解説しますね。
ではまた。
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