見出し画像

高知がもっと伸びる可能性を見た

奥さんが出産のため僕も一時的に高知に滞在中です。その間はリモートワークで仕事をしています。

コロナ禍になって良かったこと第1位は、出社前提じゃなくなったことですね。東京でも大阪でも、いま僕が滞在している高知でも、インターネットのおかげでどこでも繋がってられます。場所を問わず仕事ができるため、会社に出勤しなくてもいいのが素晴らしいなと思います。

現にさまざまな会社さんとZoom会議することがあるのですが、どこの会社もリモートになっています。特に我々が生息するIT系の企業や全部リモートです。去年の緊急事態宣以降、出社してZoom会議している人見たことないんじゃないかな?

で、本題に入ります。

ぶっちゃけ高知に移住したい

僕が住んでいる大阪の街は、美味しいものが多いし、人も面白いし、遊ぶところもいっぱいあります。すごく過ごしやすくて大好きな街です。

ですが、海が遠いし、新鮮な魚はないし、遊ぶ場所といってもコロナ禍なので行かないです。ましてや結婚して子供できたので、別に大阪に住む理由がないのです。

ただ惰性で大阪にいるだけで、もし可能なら高知に住んでみたい。大阪から離れて、自然豊かな場所でリモートワークするのありだと本当に思います。

というのも、いままで地方に移住する際の最大のデメリットが仕事だったんです。地方移住=その場所で働く、だったんですよね。でも、リモートワーク前提となると、地方移住=リモートワーク=勤務場所問わないってなるんです。

だから高知に住みながら、大阪の給料もらうってことできるでしょうし、なんなら東京の給料もらうことだってできるんじゃないでしょうか。

コロナ禍によるリモートワークの恩恵は、場所を問わずに仕事ができるパンドラの箱を一気に開いたんじゃないでしょうかね。

だから僕はいま、自然豊かな高知に猛烈に住みたくなっています。飯が美味いし、釣りもサーフィンもパッといける。キャンプも安いってか無料。何一つ不自由を感じません。

正直、パソコンとスマホとインターネットさえあればどこでも生きていけます。だから、奥さんの実家がある高知だと子育てもしやすいと思うんですよね。


高知ってこれから経済的に伸びるの?

まぁ移住するからには高知がどんな街なのか調べました。高知県のなかでも高知市をよく調べてみました。

結論、人口減ってますし、少子高齢化でした。だけど、雰囲気はすごく子供多いし活気があります。「ファーマーズマーケットとさのさ」とというJAがやっている綺麗な場所もあるし、「蔦屋書店」もあって一日中過ごせる場所があります。

なので数字上は減っていますが、体感上はすごく伸びそうな気配がするんですよね。

高知県は一極集中型で、県人口69.8万人のうち、32.9万人が高知市に住んでいます。実に47%もの人が高知市に集中しています。

さらに高知市のなかでも14.4%の場所(人口集中地区:DID)に、人口の80.6%が住んでいる一極集中さです。その数、27万人。

特徴的なのは、平成7年時点の人口と、平成27年時点の人口は横ばいの点です。高知県全体の人口は減っていますが、高知市の人口集中地区に人が集まってきているようです。

ただし、人は集まっているとはいえ高齢化率は年々高まっています。

画像1

人口集中地区とは、日本の国勢調査において設定される統計上の地区です。 英語の“Densely Inhabited District”を略して「DID」とも呼ばれます。

令和2年時点の日本全国の高齢化率は28.9%に対し、高知市のDIDは27.1%なので、それよりは少しだけマシな程度です。

だから経済的に伸びるのか?と言われると、わかりませんでした。

一般的に経済成長と人口は相関関係にあります。人口が横ばいということは、経済も横ばいになる可能性が高いでしょう。

さらに平均年齢も45.4歳と、40歳を超えています。なので、高知市は劇的な変化が起きて、経済成長に突き進むということも考えづらいでしょう。民主主義が多数決である以上、平均年齢が40歳を超えると変化が起きづらいのです。

移住者は増えている

高知は進学をキッカケに県外へ行く人が多いそうです。そのため、転入よりも転出の方が多いです。

画像2

行政としては進学しても、就職で高知に帰ってきてもらうために関係人口というのを増やそうとしているそうですが、果たしてうまくいくのか難しいところです。

画像3

外に出ないと高知の魅力には気づきません。特に若者は東京や大阪など、都会への憧れを持ちがちです。都市に出て新しい出会いに心を踊らせていくのです。

数年経てば地元の魅力に気付くでしょうけど、その時まで関係を持ってずっとコンタクトするのは企業側としても至難の業でしょう。

高知に人が増えるためには、高知に来る理由が必要だと思います。

移住者は高知の魅力に気付いて、その土地に来たいと思ったから来るのは間違いありません。現に高知の移住者は8年連続で20-30代の人が増えています。最新版だと、その数1325人。

画像4

▼移住者が増える理由
理由① 「大阪・東京でUターン・Iターン相談会を定期的に開催」
​理由② 高知家U・Iターン情報誌『とさターン‼』創刊! インスタグラムの運用も開始!
理由③ 高知の暮らしを肌で感じる事ができる 移住体験ツアーの開催
理由④ 手厚いサポート付きの二段階移住制度

などの理由があるそうです。

場所から推測するに、田舎暮らしの人たちが増えているんでしょうか。

画像5


高知の魅力をもっと発信したい

経済的に伸びるかはわかりませんが、移住者が増えている背景には、高知に魅力がたくさんあるからだと思います。僕もしばらく住んでみて、高知の魅力を肌で感じています。

この2つの商業施設の魅力が大きいのですが。

もし移住するならっていうまだ妄想段階ですが、食品をもっとプロモーションして県外に拡販するお手伝いできないかなって思います。

せっかくいま仕事でマーケティングもしていますし、この美味しい食材を欲しいと思う人に届けたいんですよね。

商品開発から入って、メディアを通してペルソナにリーチさせて、高知の美味しいものを届けたいと思います。

別に高知だけじゃなくて、日本の田舎や里山にある商品を見つけてきて、大阪や東京のデジタルに毒された人たちにホッと一息つけるような商品を届けることができたら最高なんじゃないかなって思うんです。

マーケティングで日本の田舎から都会に価値を提供することもできる可能性があると思うんです。

特に高知だといい素材がたくさんあります。九州は健康食品のメッカですが、それは素材もいいんですが、マーケティングの力が大きいです。高知は素材がいいものあるから、あとはマーケティングだけなんじゃないかと思います。

ゆず、しょうが、米、茶、山椒、カツオ、檜、フルーツトマト、グアバ、芋けんぴ、ブルーベリー、かりんとう、ぶんたん、みかん、、、etc

たくさん素材があります。

だからこそ、なんかできることないかなーと模索中です。

まとめ

高知に移住ありですね。もっと伸ばせることができるんじゃないかなと思います。可能性がある街だと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?