
『腰痛の書』~腰が痛くなるしくみと対策~
腰痛は自分でなんとかする時代
僕は整骨院の院長をしています。
僕の整骨院には毎日毎日、「腰が痛い」といって訪れる人が後を絶ちません。皆さん口をそろえておっしゃる言葉があります。
「昔はこんなことなかったのになぁ…。」
昔の「元気でピンピン動けてた自分」と今の「腰が痛くて動けない自分」とを比べてしまってそんな自分の姿に情けなさを感じてしまっています。しかもこれは年配の方に限ったことではなく、若い人でも同じような言葉を言っちゃってます。腰痛は老若男女問わず、ある条件を満たせば誰でもなるんです。たとえ小学生でも幼稚園児でも。
そんな「腰が痛い」人たちに僕はたずねます。
「じゃあそれに対して何か対策をしてるんですか?」と。
案の定、ほとんどの人が「何もしていない」と返してきます。してたとしてもそれが全然見当違いのことをしてしまってたりして大して効果が表れてないんことが多いんですね。
これ、ひじょーーにもったいないんです。
なぜ何も対策をしないのか?
ここが重要なポイントです。
それは原因がわからないからです。現在日本ではおよそ3000万人もの人が腰痛に悩まされているといわれています。しかもそのうち8~9割が原因不明です。→関連記事
いやいや…そんなことある?w
って感じですね。残念ながら事実なんです。原因がわからないから対策の立てようがないんですね。そりゃ何もできないよねって話です。
僕はこの原因を解明しました。そしたら僕のところにくる腰痛の人はほぼ100%「腰が軽くなった!」と喜んで帰っていきます。嬉しいかぎりです。そして対策もばっちり立てました。そんな僕の知識と経験を余すことなくこの書籍に書き記しました。キチンと読んで実行に移せば間違いなく腰痛は改善します。
少しだけネタバレすると原因はお尻にあることがわかったんです。
なぜにお尻?
実際に体験してもらったほうが早いと思うので、試しにお尻の写真のあたりを指で押してみてください。
少しでも痛かったり気持ち良かったりしたら「腰痛」or「腰痛予備軍」です。迷わずこの本を読むことをオススメします。腰痛になるといろんなものを失います。やる気とか気力とか…。
僕がこの本を書いた理由は整骨院とか病院に対する依存をなくそうと考えたからです。僕の整骨院には毎日のように来られる患者さんも決して珍しくありません。
専門的な知識や技術をもった他の人に治してもらうというのは、至極当然の考えかたなのですが、もしその自分のかかりつけの人が突然いなくなってしまったら?
ありえない話ではないですよね?その人だって人間です。
突然病気になったり事故に合ってしまったり、ご本人の都合で整骨院を閉めてしまったり。そんなことはいくらでも起こり得ます。その瞬間から、また次の人を探さなくてはなりません。
でも、同じような技術や知識を持っている人にめぐり合えるかどうかなんてわからないし、そのぶん時間と労力がかかってしまいます。その間にも腰の痛みはどんどん進行していきます。
そんなことにならないようにするためには、自分でなんとかできればそれが一番確実だし、原因と対処法さえちゃんと知っておけばいつでもどこでも対応できます。
「それができれば苦労しねえよ」
なんて声が聞こえてきそうですが、できるんです。
決して難しいことではありません。
人間の体っていうのはすごくシンプルなものです。すごくシンプルなのですが難しく考えようとするのもまた人間です。
ー時代は自分のことは自分でなんとかするという方向にシフトしていますー
僕は腰痛を治す技術を手にするまでには数年の時間はかかりましたが、知識を得るのにかかった時間はほんの数分です。ものすごく簡単なことでした。
その知識自体はきちんと考えればすぐにわかることで、今までなぜその考え方が広まっていかなかったのか不思議なくらいです。
原因がわからないと人は不安になってその不安を自分の中でどんどん膨張させてしまいます。すると精神的に追い込まれてしまって余計にその痛みが増してしまうように感じることがあります。でも原因がわかったとたん、「なんだ、そんなことか」と、急に何もなかったかのようにあっけらとしてしまうこともあります。
ホントに人間ていい加減なモンです。笑
実際にこの「腰痛の書」を読んだだけで腰がラクになったという人もわりといらっしゃいます。
腰痛は治らない?
腰痛はケガでも病気でもなんでもありません。
なのでそもそも治る・治らないという観点で考えること自体が間違っています。一時的に治ったと思った腰痛が時間がたってまた痛みに襲われるということが日常茶飯事だからです。この「腰痛の書」の中では便宜的に「治る」という言葉を使っていますが、本質的には治るようなものじゃないのでそこらへんはご理解ください。じゃあ一生つきあっていかなければならないのか?というとそうでもありません。その答えは後で説明します。
治る・治らないの観点でみたとするなら、一発で治る可能性もあります。何週間、何ヶ月かかる人もいます。それは人それぞれです。一概にどうこういえるものではありません。大切なのは自分がどういう状態なのかをしっかり深いところまで理解すること。
そのうえでどうすればいいのかをしっかり自分で判断できるようになること。
そんな目的を持って本書を執筆しました。
目次
『腰痛の書』~腰が痛くなるしくみと対策~
500円

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