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「大手では出会えなかった個性。」人生をタノシム家-D'S STYLE その後の暮らし#068後編

この記事は後編です
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「オリジナル感」がすごかった。

幼なじみの同級生。家族同士も仲がよくて一緒に成長してきたという夫と妻。子どもが生まれたのを機にD’S STYLEの家に 暮らし始めて4ヵ月。夫の父の手を借りながら、自分たちの空間にしつらえてきたという。そんなTさんの暮らしぶりをお伺いしました。

父が内装のプロだという幸運。

:どういう風にアレンジしていくかは、ほとんど妻のアイデアですね。それでDIYしようというものがあれば、僕の父の出番になるという(笑)。もともとホテルや自治体の建物などの内装を仕上げる職人をやっていましたから、相談したら、何でも器用に実現してくれるんです。

:だいたい仕事でも、デザイナーが考えたプランをみて「これならこんな材料を買ってきて加工したらできるな」と考えて手で仕上げていくようなことをしてたんです。だから相談されたら、たいていのことはやれますよ。ここでは、息子のヨメがプランナーで手を動かすのは、私っていう感じですね。

:クローゼットもね、私が調べて「こんな風にしたいけど、どう?」って、夫に見せてOKをもらったら、お父さんに連絡したんです。そしたら見に来て、ホームセンターに材料を探しに行って「有孔ボードは黒いものがないから」って一日くらいで色を塗って、半日で取り付けて仕上げてくれましたもん。階段のネットもよくみかける白いものじゃなくて、「黒」にしたかったんです。それをお父さんに相談したら、3日くらいでできました。ホントに頼もしいですよね。

:あれは、ホームセンターで売っている「トリカルネット」
というのを使っているんです。階段の寸法を測って、アイアンも切って…と全部手作りですね。

:小さなものなら僕が仕事に行って帰って来たら、もうできているっていう状態ですからね。しかもプロだけに、仕上がりのクオリティ高い(笑)。

:普通のよくある建売り住宅だと、間取りがあったりで、こういう「生活の仕方」をする、というのが決まってくるじゃないですか。でもこの家は、ハコだけあってあとは自分たちで好きなように、やりたいようにできる。そういうところがいいですよね。

「黒系」にしぼって引き締める。

:家具は、はじめにリビングのソファーとテーブルを買いました。そこから順番に揃えていきました。

:4月に引っ越してきて以降は、毎週土日になったら買い物に行くっていう暮らしが始まりましたね。さすがに大きいものになると、慎重になるでしょ?だからスグには決めずに選んで、選んで…っという感じでしたね。

:買ったものの位置を変えたり、いろいろ試しましたし…それで6月くらいになって、ようやく2階もだんだん今のカタチに収まってきましたね。え?これって早いほうですか?やっぱりDIYする部分で父に助けてもらえたのが大きいかもしれません(笑)。

:全体的なコーディネートは、家具にしても、家電にしても、狙って「黒系」を探してましたね。それに合わせて見せる収納になっている部分は、靴も服も「黒系のアイテムだけ」と絞っているんです。他の色のものは、見えないように収納しています(笑)。基本はモノトーンでインダストリアルなものが好きでも、子どもが過ごすところはナチュラルでまとめたり、1カ所でテイストが混ざらないようには、気をつけています。

:元々妻は、大学では建築・インテリア系の学科に行ってたんです。そこから仕事ではアパレル系に進んで、Tシャツを自社で創って売るような会社で働いていたんで、そういうセンス的な部分ではもうすっかり任せっきりです。

:二人ともBE@RBRICKとか、レゴとかポップなモノも好きなんですが、闇雲に「欲しいから買う」のではなく、「置き場を考えた上で、厳選して買う」ようになりました。

:そういう雑貨も妻がネットで見つけたものを見せくれて、僕も「いいなあ」って思えればゴーサインを出す。そうやってどんどん心地よい場所になってきましたね。

すっかり、くつろげています。

:いずれにしても、建てるときに要望を伝えて父と一緒にいじって…どんどん「自分たちの家だ」と思いが強くなっていくんです。妻と話してても、「ここは不満だね…」がほとんど出てこないんです。

:キレイな状態を保てるように以前より掃除は、こまめにするようなったかもしれません。「ステンレスに指紋がついたら気になって拭く」とか…でも、やってみれば遊びに来た友達が「大丈夫?大変じゃない?」と気にするほど、大変ではないですよ(笑)。

:あ、戸締まりで窓など確認するところが増えたのは気になるかも…。まあ、出かけてからも「あそこのカギ、締めたっけ?」と気にしてしまうタイプなんで(笑)。

:友達が遊びにくると、やっぱり驚いてくれますよね。土間の広い感じとか、入ってすぐ居間が見えるつくりって、珍しいですから。

:親戚のおばちゃんなんかは、「最近の子はこういうのがいいのかね…」とちょっと理解できなさそうにしますけど、やっぱり自分たちの好みにあわせてどんどんいじっていけるのは、いいもんですよ。すっかりくつろげています。

:あとは、トイレの壁の色を塗ったり、ハンモックをつけたり…。まだ、この先も住みながら出てくるんだと思いますね。

:まあ、生きている間に言ってくれたら、実現してあげるよ(笑)。

:孫の顔を見に来つつ、ちょこちょこと手を動かして…この新しい暮らしを一番楽しんでいるのは、ひょっとしたら僕の父なのかもしれません(笑)。

▶これから建てる人へヒトコト。

住むときのイメージまで、 じっくり考えておくほうがいい。

夫婦のどちらか一人でも「こだわり」があった方がいいかもしれません。僕らが満足しているのは、「自分たちなりにアレンジした」ということも大きいと思うのです。なるべくなら、どこに家具を置くとか、住むときのイメージまで打ち合わせの段階で、じっくり考えておくほうがいいですね。「ここにハンモックを吊したい」など、カスタマイズを前提に壁や天井に下地を作ってもらうとか、コンセントの位置を変えるなど細かい注文がしやすくなりますから。

DATA: :2017年4月完成 │ 大阪府守口市 T様邸
3.0×5.0 PLAN+α │ Style@HOME / Basic


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