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【前編】「フットサル交流会」が果たす役割とは?|神奈川県の若者支援3団体による座談会

2020年度は、東京と大阪で毎年開催してきたダイバーシティカップが新型コロナウイルス感染症の影響で中止。

それに、代わって小規模な交流イベント「ダイバーシティ・プレリーグ」を各地のパートナーと企画・実施しましたが、神奈川エリアでは、3月13日に若者支援3団体がフットサル交流会があえなくまた中止に・・・

各団体の運営する若者支援の現場でも、多くのプログラムが変更や中止を迫られた。

そんな状況で、なぜ今回のフットサル交流会が有意義だと考えられたのか。またイベントへの準備の過程で、それぞれの居場所でどんなドラマがあったのか。3団体の担当スタッフにオンライン座談会で語り合っていただいた。


ダイバーシティカップに参加する若者支援団体

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▲ 座談会の様子( 上:竹内、鈴木、矢盛 / 下:織田、三井)▲

鈴木:ダイバーシティサッカー協会鈴木です。

竹内:同じく、ダイバーシティサッカー協会の竹内と申します。

矢盛:相模原の若者サポートステーションを運営している文化学習協同ネットワークの矢盛です。

◆ さがみはら若者サポートステーション
若者の職業的自立を支援する機関。働くことや自立に悩みを抱える15歳から39歳までの方に対し、個別相談と各種プログラムによる支援を行っている。サポートステーションの交流スペースとして「ホッと」がある。

三井:町田市で活動している若者支援の団体、NPO法人ゆどうふの三井です。

◆ NPO法人ゆどうふ
東京都町田市を拠点に、困難を抱える若者とその家族の支援を行っている団体。全ての若者が自己表現を楽しむことが出来る社会を目指し、カウンセリング、訪問支援、フリースペース運営を中心に、音楽事業やフットサルなどの様々な活動を実施している。

https://yudofu.or.jp

織田:NPO法人パノラマの織田です。横浜市にある北部ユースプラザというところで支援の仕事をしています。

◆ よこはま北部ユースプラザ
横浜市内在住の若者とその家族を対象として、専門の相談員が相談を受けるとともに、落ち着いて自分の時間を取り戻し、緩やかに社会参加に繋がっていくための居場所を運営している。

鈴木:はじめに、行政との関係を整理させてもらってもいいですか?さがみはらサポステは国の事業ですよね。

矢盛:はい、サポステ自体は国ですね。ただ、「ホッと」というところがサポートステーションの居場所なんですが、そこ自体は相模原市と厚労省の両方の委託事業費で運営されています。

鈴木:「ホッと」っていう居場所?それがサポステも兼ねるんですか?

矢盛:そうですね。サポートステーションの居場所として「ホッと」というところがあります。

鈴木:それは、相模原市との関係はどうなってるんですか?

矢盛:相模原市から半分お金をいただいて運営しています。

鈴木:厚労省のお金も「ホッと」には入っている?

矢盛:はい、そうですね。すごくわかりづらいですが(笑)

織田:多分、よこはま北部ユースプラザが一番わかりやすいかな。横浜市の独自事業として、東西南北の4か所で運営している居場所です。横浜市が18区と広いので、日常的に通える居場所を設定するために4箇所に割り当てているんです。うちも所管する区があって、18区のうち北部エリアにある4区(港北、緑、都筑、青葉)を所管しています。

鈴木:なるほど。ユースプラザは何年もずっとやっているんですか?

織田:ユースプラザ自体は今年で7、8年になりますが、パノラマという法人が運営するようになってからは2年目が終わるところですね。

鈴木:新しいですね。

織田:はい。

鈴木:ありがとうございます。ゆどうふはどうですか?

三井:2020年度までのゆどうふは、全て自主事業と助成金で運営してきたんですけれど、2021年度から町田市の保健所がやっている当事者グループと、そこの保護者グループへの支援事業を受託することになりました。ご本人が週1回、親グループが月に1回と言う形ですね。当事者グループに対する定期的なスポーツプログラムの中にフットサルは入れてます。

鈴木:なるほど。ありがとうございます。次に、今回のプレリーグに参加された経緯について教えてください。我々が声をかけたとき、皆さんの方ではどのように受け止められたのか、お聞きかせください。竹内さんからはどのようにお声がけしたんでしたっけ?

第3回ダイバーシティカップの様子(Photo:横関一浩)

竹内:そもそもダイバーシティサッカーじゃないところの繋がりもあって、皆さんのことを知っていました。例えば、パノラマさんであればJYCフォーラム(※)という団体の全国大会があったんですけど、私が発表する居場所の分科会でパノラマの代表の石井さんとお話したりとか。

文化学習協同ネットさんもJYCフォーラムさんに関わっていて、代表の佐藤洋作さんに社会はこうあるべきだというお話を聞かせてもらったりとか(笑)JYCフォーラム絡みでいろんなお話を聞かせていただいている中で、JYCフォーラムとダイバーシティカップの第3回目が新宿コズミックセンターで一緒にやることになりました。そのときに関わらせてもらったことがきっかけです。

そこから私がゆどうふの理事を務めることになって、ゆどうふは神奈川に近いところですから、その繋がりもあって声かけが始まりました。

(※)JYCフォーラム=若者協同実践全国フォーラム(Japan Youth and youthworkers Cooperation Forum):全国若者・ひきこもり協同実践交流会を年1回、全国持ち回りで開催している。

鈴木:具体的には、どういう順番でお声かけしたのですか?

竹内:昨年8月に、ダイバーシティサッカーに関わってくれているみなさんとオンラインで話す会をやったんですけど、そこに三井さんが来てくださっていました。その会がきっかけで、それぞれの地域で「プレリーグ」をやりたいというアイディアが生まれました。それで、「やっぱり三井さんのいる神奈川でやらないかんでしょ」となったわけです。

鈴木:三井さんありきだったんですね。

竹内:そうですね。

鈴木:プレリーグについては、いつ頃三井さんにご相談したんでしたっけ?

竹内:コロナで東京大会ができなくなって、あれはいつ頃やったかな。夏か秋くらいですよね?三井さん?

三井:9月か10月だったと思いますね。

鈴木:そこから3チームになっていったのは、三井さんのアイデアが大きかったんじゃないかと思っているんですけど。

三井:そうですね。私が当時、矢盛さんのいる文化学習協同ネットワークにも所属していたので、まずはさがみはらサポステと一緒にやるのが自然なのかなと。毎回協同ネットの方でも、3つのサポステが合同で出るか相模原単体が出るかという話になっていたんですが、東京の調布でやった第4回大会には、ゆどうふと協同ネットが合同チームで参加した経緯がありました。北プラについては、ダイバーシティカップに第1回、第4回と出させていただいて、かなり出るチームが固定されていると感じていたので、こじんまりとミニリーグをやるんだったら、今後面白いことが起きそうな新しい団体を入れた方がいいんじゃないかなという気持ちがありました。

鈴木・織田:なるほど。

鈴木:確かに、固定化されていたかもしれませんね。それでお二人にお話しをされたんですか?

三井:はい。竹内さんとお話をする中で、ダイバーシティサッカー協会の事務局として正式な依頼をしてくださいとお願いしました。


新型コロナウイルスが引き起こす困難。コロナ禍におけるフットサルの意義とは

鈴木:織田さんと矢盛さんは、プレリーグの参加依頼を受けて、どのように受け止めましたか?

織田:よこはま北部ユースプラザでは、日常的なプログラムとしてサッカーをする機会はありませんでした。コロナ禍になってスポーツをするプログラムは、卓球やバドミントンをしに体育館に行くというのが月に1回ある程度でしたが、その中で「サッカーや野球をやりたい」という声がちょろちょろ上がっていました。

横浜市は、若者向けの居場所を公設で設置するという意味では、かなり早い段階から着手してきた方だと思うんですが、だからこそトレンド感のある取り組みを作っているというよりは、昔の居場所のイメージのまま運営スタイルを変えずにやっていたところがありました。4つのユースプラザの中でも北プラは運営法人が変わったので、旧来のやり方から毛色を変えて、利用者さんとの協働による居場所というのを追求していきたいという方向に舵を切ってきました。その手段のひとつとして、他団体との交流ができたら相乗効果も見込めるんじゃないかなということを考えていたところに、ちょうど今回のお話しをいただきました。

鈴木:じゃあ、最初の反応としては?

織田:いいなぁと思いました。このコロナ禍の1年もそうだし、来年以降北プラという施設をどうしていくかっていう時の、一つの柱になる取り組みになるかもしれないって気がしたので。

鈴木:すごい期待が大きい感じがします!

織田:やっぱりね、大会とか何か大きなイベントがあって、そこに向けて何ができるかなっていう仕掛け方って、面白いんですよね。

鈴木:ありがとうございます。矢盛さんは?

矢盛:さがみはらサポステは去年も一昨年も大会に出させてもらっているので、今回お話しをいただいた時も参加しようという前提で話を進めました。ただ、やはり新型コロナの影響が不安でした。僕たちの居場所「ホッと」は、元々フリー利用みたいな形で朝から夕方まで開いていて、そこに若者が自由に来場して、関係を深めていくところなんです。それが今年はコロナ禍でできなくなってしまって、プログラムだけの開催になっています。

例えば、午前中に話すプログラムがあって、また午後にものづくりのプログラムがあるという形です。居場所での関係づくりにいつものように時間をかけられない中で、プレリーグに向けてどれくらいチームづくりができるんだろうか、という懸念がありました。他方で、例年行っていた地域と繋がった活動や宿泊型のプログラムなどが、全部コロナでなくなってしまいました。例えば橋本商店街さんと一緒に七夕祭を開催してかき氷を出店したりとか、今年であれば、若者たちが自分たちでお金を稼いでそのお金でどこかに宿泊をしようというチャレンジプログラムの企画が中止になりました。

こうした他のプログラムでも、チーム作りであったり若者同士の集団のグループダイナミクスというのを作って来れなかったっていうのがあったので、ダイバーシティサッカーのプレリーグに参加することをきっかけに、チーム作りというのを、今年一年のしめくくりとしてぜひやりたい、という風に思いました。

「2020ダイバーシティミニカップ」の様子

鈴木:ありがとうございます。「よし、やろう!」ってなってからは、それぞれどういう動きをされたんですか?

織田:うちもコロナ禍になる前は大規模イベントが開催できたので、事前準備のためのミーティングを結構やってたんです。2020年の1月頃は、2月に大きいイベントを2つぐらい控えていたし、それとは別に自分たちのやりたい企画をする動きもあったので、週に1回何かの準備ミーティングをやっていたんですよね。それがコロナの影響で全部なくなりました。ミーティングの代わりに、5人以下のグループで「面白そうだからこれをやってみよう」と自主的にするのは年間を通してできるようになったんですけど、単発なんですよ。トライアルでやってみて「面白かったね」「またやろうね」っていうことだけだと、関係が熟していくということも含めてやりづらいかなと。「連続ものをやるのに何がいいだろう」と考える中で、戸外の活動で、手を使わないフットサルって、コロナ禍でもやりやすいじゃん!と思って、久しぶりにミーティングをして企画を動かしました。

三井:ゆどうふに来ている人は、就労支援とか生活困窮支援っていうところに乗れない人たちが多いんです。それが特性的なもので、さがみはらサポステは結構受け入れてますけど、一般就労が前提なんですよね。そうなると、障害就労とか障害の特性が強い方は、場合によってはお断りするサポステが多くあります。本人としては自宅以外に通う場所がほしいけど、サポステは建前であれ何であれ「仕事をしたいです」って言えないと使えないわけです。

ゆどうふには、そこにまで気持ちが至っていない方、自分のことで精いっぱいの方が来ているので、集団支援の場とはいえ、かなり個別化しています。かなり自分たちのことでいっぱいの方ばかりだったので、さてどうするかと悩んでいたところ、ゆどうふはコロナで3ヶ月止まったのかな。そのときに2019年度までのコアなメンバーがかなり離れてしまって、また引きこもり状態に戻ってしまったとか、有償の職員やボランティアの方も別の進路に行って、職員の入れ替わりがかなり激しくなりました。とはいえ、コロナ禍でかなりしんどい状況で、普段なら「助けて」って言えなくても今のタイミングなら「助けて」って言えるので、新規利用者がかなり増えてきました。人数としては5、6人いるんだけれども、それは集団ではなくそれぞれ個別の状態で。

今まで私も前職では織田さんや矢盛さんのように、プログラムを軸にフリーの時間での関係性づくりをしていましたが、ゆどうふではうまくいかない。ゆどうふはプログラムの数も少ないので、スタッフが枠を提供して彼らを参加させる、活動性を上げるための核が必要だなと感じていました。その中で竹内さんからお話を伺ったのもあるし、ダイバーシティカップに出ると、今までサポステとか相模原で彼らに起こるドラマを見てきてますから、悪いはずがなかろうと。そこに向けて彼らがどれくらい活動性を上げることをしているのかという見極めも含めて、参加してみようっていうのがそもそもの動機です。


「自分のやったことに対して責任を取れることは究極の自由」

鈴木:その活動性っていうのは頻度ですか?それとも激しさというか、運動量ですか?

三井:運動量ではないですね。言い換えるなら熱量かもしれないです。一つは、自分がいて、他の人がいる場所だと意識してもらうことで活動性を上げることにつながります。自分らしくいられる場所にアイデンティティを感じることも活動性を上げることになります。個別支援でもできなくはないですけど、時間がかかりすぎるんですよ。スタッフやボランティアとの相性もあるし。だから何か合言葉とかがあるといいんです。さっき矢盛さんが言っていたチャレンジプログラムの宿泊っていう目標だったりとか、そういうのがあるとみんなそっちを向くわけです。そこに参加する・しないは問わず、みんなで意識や想いを凝縮していくっていう意味合いでの活動性です。

鈴木:雰囲気は分かってきた気がします。そこに何か軸のようなものがあることで、それに対して自分が何かするのか、しないのか、っていう関係性が生まれるわけですね。

三井:「フットサルやろうぜ」って言われて、断るのは全然構わないんです。彼らって選んだことがない人たちなんですよね。選ぶ機会を奪われてた人たちって言い換えてもいいかもしれないです。いじめであったり、不登校であったり、特性であったり、家庭環境であったり、本人たちにはどうしようもないところで選ぶことが許されなかった人たちなんです。そして、彼らの大半は、働かなければいけないとか、家を出なければいけないとか、社交的でなければならないとか、そういった社会的な規範によって私たちのもとに来るんですよ。「○○がいい」と「○○でいい」は意味合いが全然違いますよね。「○○でいい」は自分で選んでないですよね。

僕はすべての活動においてというか、彼らが今後生きていく上で、「僕は○○がいいからこちらを選びました」って言ってほしいんです。選択できるっていうことは、自分の選んだものに対して自分で責任が取れるってことですよね。自己責任ってすごくネガティブな表現に聞こえますけど、自分のやったことに対して自分で責任を取れることって、僕は究極の自由だと思いますし、人の尊厳がそこにあると思ってるんですよ。それができれば仕事もできると思っていて、僕の仕事はそれをサポートすることかなと。フットサルっていうプログラムがあるよと声をかけられたとします。「僕は出ます・僕は出ません。なぜならこうだから」というように、自分がなぜそうしたのかということを、なるべく手伝いながらですけど、しっかり言語化してもらう。フットサルに限らず、いろんなプログラムの中で、この繰り返しを常にやってきました。

「ゆどうふ」の利用者も出場した「第5回ダイバーシティカップ」

社会との「段差」をなくすチーム作り

鈴木:なるほど。ありがとうございます。さがみはらサポステでは、どういうプロセスでチーム作りを進めていたんですか?

矢盛:チーム作りというのは、自分達の居場所で大切にしていることとつながってくると思うんです。「ホッと」で大切にしているのは、「開かれた場所」ということです。

若者の居場所って、どうしても自分達だけで何かをしようという傾向がすごく強いと思うんですよね。自分達で何かに取り組んで、発表会とかももちろんするんだけれども、そこで結局自分達だけで完結してしまう。居場所の利用者がサポステの相談を通じて「本人は変わりました」っていうようになったとしても、そこから先の出口がなかなか見つからないことが、よく問題として指摘されます。私の感覚として、出口が「社会」という大きな枠だとしたら、社会と居場所はできるだけ段差をなくすことが必要だと思うんです。だから、外の人が居場所に来ることが違和感になったらダメだとよく言っています。

フットサルも、自分たちだけで楽しむより、いろんな人と関わっていく過程を大事にしたい。自分だけで閉じるんじゃなくて、お互いに意見を言い合ったり、自分たちで物事一つひとつをしっかりと決めていく。こちらはそれに介入するのではなくて、若者同士での語りを通して相互に認め合いながら実践していく。この過程がすごく大事です。いきなり社会との段差をなくすのはすごく難しいので、まずは仲間同士の段差をなくしていく。大会に出て、他の団体との段差をまたなくしていく。そこからまた社会との段差をなくしていく。これがチーム作りの目的の一つだと思っています。チーム作りの過程でも、いきなり「ダイバーシティカップに出るよ」とは言わずに、去年の大会に出たメンバーに手伝ってもらって、若者同士の関係性のなかで徐々に参加に向けて意欲が沸くような仕掛けをしていました。

「2020ダイバーシティミニカップ」の様子

鈴木:過去の大会に出たことのある若者に去年とは違う役割を担ってもらうというのも、何か「段差をなくす」ということにつながっている感じがしますね。

織田:そういうチームで取り組みを作るということを経験した人が、それを他の人に伝播してく感じって、やっぱりいいなって思いますね。

北プラは、まだそれをどう構築していくかっていうところの最中なので、何か一つ目指すべきところだよなっていう感じがしました。うちはまだ2年目がようやく終わるところで、スタッフチームとしても共通言語がないんです。同じスタッフが面談を通じた個別支援もやるし、居場所での集団支援もやるんだけれども、個別の面談にウエイトをおいているスタッフが多かった。個別支援と集団支援をどう両立させていくかというのが課題になっていた中で、この新型コロナの流行がすごく苦しいところだったんです。新型コロナの流行で集団支援だけじゃなくて、やっぱり個別支援も職業体験の受け入れ企業が減ったりして思うように進まなくなりました。そうすると個別のいろんな課題がみんな止まっちゃうんですよ。

たとえば、親と向き合わなければいけない段階に来たけれど向き合えないとか、学歴コンプレックスを払拭しなきゃいけないと思ってるけれどやっぱり気になっちゃうとか。そういういろいろな課題に対して個別ではやりきれないという状況で、集団の居場所の中で張り合いのある活動、三井さんのいう活動性のある活動ができるようになっていくことで、個別的な問題を後付けで乗り越えていくこともあるし、乗り越えられなかったとしても相対的に悩みとして小さくなることもあります。個別でやりきれないことを集団でやっていくっていう、この両輪によって、人それぞれが自由にありたい方向に進んで行けるための支援が成り立つんだっていうのをみせたいと思っているんです。

それには、さがみはらサポステのようにすでに熱量を持って活動してきた人たちがたくさんいる他団体の現場の雰囲気や関係性を感じることも、すごく意味があると思います。


後編に続く

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