コーチングを受けた話
みなさんこんばんは。
今回は、先日コーチングのコーチに壁打ちしてもらった内容を少しシェアしようと思います。
個人的にあまり触れる機会がなかったジャンルですが、会社を経営していくにつれ、人の本質的な原理原則や思考について考えることが増えてきたので、最近はよくコーチングについての書籍などに目を通すことが増えてきました。
自分は決してコーチでは無いのでテクニカルなお話はできませんが、実際にコーチと行った壁打ちが有意義だったので、そのアウトプットを置いておきます。
サクッと読めるので、年末の忙しい中だとは思いますが、是非最後まで読んでやってください^ ^
ではいきましょう。
そもそもコーチングって何か説明出来る人ってどれくらいいますか?
自分も言葉の正確な定義は知らなかったので調べてみました。
馬車を語源とする「コーチ(Coach)」には、人を現在地から目的地まで早く確実に送り届けるという意味があります。コーチングはそこから派生し、クライアントがより高い目標に、より早く正確に到達することをサポートするという意味で使用される。
だそうです。
つまりクライアント自身が自分の登りたい山を決め、その山に対して登頂のサポートをしてくれるのがコーチの役割の一つだそうです。
分かりやすくワンピースで言うと、作中には海賊王を目指す人、世界最強の剣豪になりたい人、オールブルーを探したり、様々なキャラがそれぞれの目的を目指して航海をしていますよね。
それぞれ目的は違えど、その目的にブレずに進んでいると思います。
コーチの役割は、その向かう目的を一緒に定めてくれて、その定めた目的に対して進んでいる針路がぶれないように伴走してくれるイメージですかね。
ワンピースでいう、エターナルポースみたいな役割でしょうか。
でも思いませんか?
「わざわざ人生のゴールって設定する必要があるの?」って。
別に無理して海賊王になる必要もなければ、わざわざ勇敢なる海の戦士を目指す必要もないわけですよ。
でも、そのわざわざゴールを明確にするメリットは何かと言うと、ゴールを設定する事によりリソースの整理選択集中が行われる事で、無駄なエネルギーロスが減少し、人が持つ能力の最大出力を高めてくれるから、だそうです。
それに伴い、自身の人生の幸福度の向上も見込まれるといったところでしょうか。
そしてそのために、これからどんな手段をとり、何に限られた時間を使っていき、これから自分がどうありたいのかを決めるという事ですね。
でもきっと殆どの人が深く考え方事もなければ、考えるきっかけも無いのではないでしょうか。
かく言う自分も、毎日毎日、くる日もくる日も一生懸命目の前に起きる事象を追いかけて、仕事に追われて、そして今日までたどり着いた身です。
とは言え、せっかくのいい機会だったので、壁打ちをしてもらいながら自分の深い欲望の輪郭をなぞることにしました。
結論からいうと、今の自分の原動力は「お金を稼がなければいけない」「もっと成功しなけばいけない」などの、have toが殆どを占めていることにまず気づきました。
have to
「もっと〜しなければならない」「こうあるべきでないといけない」
・お金をもっと稼がなければいけない
・もっと仕事をしなければいけない
・資格の勉強をしなれけばいけない
・完璧な自分であらねばいけない
これをアウトサイドインと言うそうで、自ら恐怖や固定概念を作り出し、勝手に社会や人間が作った常識めいた概念のせいで、そう思い込まされているだけだそうです。
こういった固定観念や恐怖、外から受ける称賛は一時的に前に進めたり、瞬間最大風速的な一瞬の爆発的なエネルギーにはなるのですが、常に外から刺激を受け続けないと進めないので、刺激がなくなった途端止まります。もしくは疲弊して故障します。
have toのスタンスで無理やり何かを強いられている時は、それに反発する力を無理矢理押さえ込んで行っているので、無駄なエネルギーと摩擦が生じ、パフォーマンスが最大化されずエネルギーロスが生じたりします。
個人的な話にはなりますが、have to起点による事業の進め方をした結果、業績も伴わず、事業を進めている間も常に疲弊し、それによる心理的負荷及びストレスのせいで体調を壊しました。身をもって何事もhave to起点で物事を進めると、心身ともに疲弊する事を身を持って学んだ1年でした。
have to起点だと、脳のエネルギーも無駄遣いしますし、上記のような強いストレスを伴う可能性もあるのであまりよろしく無いですね。
では、人間の能力を最大化するためにはどうしたらいいのか?
結論は、内発的動機のwant toをあぶり出す事です。
want to
自分が心の底から望むことであり、好きだから取り組んでいても苦にならないことですね。
正真正銘、自分の内側から溢れ出る情熱であり、行動を無限に促進するエネルギーでになります。
・他人に止めれてでも没頭してしまうもの
・時間を忘れて集中してしまうこと
・心がどうしようもなく惹かれるもの
・頼まれてもいないのに、苦なくやってしまうもの
これはアウトサイドインの逆で、インサイドアウトの考え方になります。
心の底から湧き出るエネルギーを源泉に、自分の意思で自分の判断軸や行動基準から変えていくというアプローチです。
つまり、have toではなく、want to起点でゴールを設定することで、人のもつ能力の限りなく最大化が促進されます。
上記の図のように、(左)アウトサイドインやhave to起点になると、外部からの刺激により、本来の自分の意思とは別の思考やそれに伴う行動によりアウトプットにロスが生じる可能性があるそうです。
また心理的負荷もかかりストレスの原因にもなり得ます。
一方で、(右)インサイドインやwant toを起点に物事を進めると、内発的動機によりエネルギーロスが減少し、その結果パフォーマンスが最大化されていく、こんなイメージでしょうか。
では、このwant toをあぶり出す作業はどうしたらいいのか?
また長くなりそうなので、今回は一旦以上にして次回続きを書きたいと思います。
今回も読んでくださってありがとうございました^ ^
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