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好きなアルバム10選(自己紹介pt3)

思い入れ70、出来の良さ30という感じで僕の好きなアルバムをオールジャンル・オールタイムで10枚選んでみます。上の方が思い入れが強い程度の順不同です。

#01 「Richard D.James Album」 Aphex Twin

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ギターキッズだった僕がディスクレビューに「大音量で聴くと失神するほどの快楽を得られます」て書いてあったので聴いてみたら、テクノキッズに転身したほど衝撃を覚えた作品。もう20年経ったが、今聴いても何やってんだかよくわからない。笑 今聴いても「未来のテクノの音がする」て思えるのがすごい。同時に、よくわからない加工されたドラム音やアシッドベースの音は、この時代ならではのユニークなサウンドだと思う。Tr1-3、10とボーナストラックが特に好き。

#02 「Blood Sugar Sex Magik」 Red Hot Chili Peppers

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思い入れでいえば「Californication」なのだが、名盤であり、この作品独特の音がする点でもこちらを紹介。曲の良さ、フレージングのユニークさ、演奏の良さ、無駄のないアレンジ、忠実な録音とミックス、全てが最高。特に幽霊が出ると噂の屋敷で録られたそうだが、この空気感がたまらない。そして、隠れた名曲「Soul To Squeeze」がこのアルバムのアウトテイクであるという事実が、いかに凄いアルバムであるか物語ってると思う。

#03 「YosepH」 Luke Vibert

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テクノ職人Luke VibertのWARPからのアルバム。TB-303、SH-101、MS-10あたりの極上なシンセ音の連続。緩くもドープなアシッドテクノ。音の良さに衝撃を覚えて、アナログシンセの沼にハマってしまった。3曲目「Freak Time Baby」、4曲目「Countdown」が特に好き。

#04 「Nine Lives」Aerosmith

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朝のワイドショーで紹介されてて「ナニコレ?」て思って母親にCDをねだった記憶がある。笑 CDをPlayStationでかけたらスティーヴン・タイラーが「に”ぁ”あ”あ”あ”あ”!」て猫シャウト。飼ってた猫が逃げ出した思い出。すげえカッコいいと思った。何故かエアロでヒンドゥー音楽ブームだったらしく、インドテイストが伺えるが、ブルース・ロックあり、パンクあり、ポップス要素あり、パロディありで割とカラフルな曲が揃っていて聴いていて楽しかった。今思えば「PUMP」の方がストレートでカッコよかった気もするけど、少しとっつきにくいかも知れないが充実した出来のアルバムだったと思う。音数も多いがツェッペリンみたいなアンビ感もある良い音している。

#05 「Letur - Lefr EP」「PBX Funicular Intaglio Zone」John Frusciante

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すみません、EPと抱合せになりますが紹介させてください。僕がテクノキッズになるまではジョン・フルシアンテがギターアイドルで、ジョンが2度目のレッチリ脱退したと思ったら、Aphex Twinなどに感化されてこんな作品発表してきて心底ビックリした。だいたい、ギタリストがエレクトロニック・ミュージックっぽいことやるとロクでもない結果になるが、ジョン・フルシアンテはうまくやったどころか、今までに聴いたことない音楽になっていたのが嬉しかった。EPのわけわからなさは見事っす。でも破綻してないし、ちゃんとジョンっぽいメロディやギターも浮くことなく馴染んでるのが本当に不思議。PBXはMC-202(なんと少なくても6台所有!)が炸裂。「Mistakes」は超名曲だと思う。 そして、2020年レッチリ復帰。なにやらかすのか心配です。

#06 「Central Heating」HEATWAVE

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大好きな作曲家、ロッド・テンパートン(マイケル・ジャクソンのスリラー等作曲)が在籍していたHEATWAVEのアルバムより。ブラザーズ・ジョンソンと迷ったが、ロッド・テンパートン特有のファンキーさと何処か哀愁漂うヨーロッパ的な雰囲気など旨味が出てる作品だと思ったので。緩くてカッコいい、理想の音楽。

#07 「Lifestyles of the Laptop Cafe」The Other People Place

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人生最高のジャケ買い。どんな癒やし系最先端エレクトロなんだろうと思ったら、TR-808の無機質なビートに固まったが、優しいシンセのトーンに魅了されていた。Drexciyaのjames Stinton(2002年に他界)による変名作なのだが、ここまでTR-808で個性が出るのがほんとうに凄い。知らない人のためにもう少し説明すると「優しいクラフトワーク」だと思う。

#08 「ROADSIDE PROPHET」GRAPEVINE

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やっと日本の音楽。世界中みても現時点で最高の音を出すギターロックバンドだと思う。ここ数年の作品はどれも素晴らしいが、個人的にいぶし銀の魅力が詰まったこのアルバムが特に好き。シンプルに良い曲と良い演奏、良い録音がされたアルバム。い演奏、良い録音がされたアルバム。

#09 「More Songs about Buildings and Food」Talking Heads

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わけがわからないんだけど、カッコよくて気持ち良いレアな音楽。ヘロヘロだけどグルーヴィ。トーキング・ヘッズには他にも有名なアルバムがあるが、割とアッパーで妙にポップなこのアルバムが大好きだ。

#10 「Streaking!」JEAN-CLAUDE PELLETIER

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海外の音楽ブログで知った一枚。聴いてみたら80年代あたりのTVで流れてそうなアッパーなファンクでめちゃくちゃ気持ちよかった。フランスの映画音楽作家によるものらしいが、音はファンクでもどこか洒落っ気がある。なんでワウギターとブラスってこんなに気持ち良いんだろ。

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以上です。自分でもわけわかんない10枚となってしまいました。

同じアーティストのは出したくなかったし、本当にアルバム通して好きな作品は少ない・・・。結構心に残ってるアルバムはあるけど、「よくよく考えたら3曲目までしかよく聴いてないな」とか多い。

ちなみに、僕は好きな作品に出会うと半年~1年以上ずっと繰り返し聴くので、音楽の幅はいつまでたっても広がらないです。

今後、好きな1曲だとか、シンセの効いた作品、などやる予定です。



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