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働く神保町第0回


初めまして。読書のその先を考える会社、DRUM UPと申します。

DRUM UP(ドラムアップ)
あまり耳慣れない言葉かも知れません。
「(太鼓を叩いて)人の関心を集める、呼び寄せる 大々的に宣伝する」
ひいては「ビジネスを始動する」という意味にも使われます。

DRUM UPは「読書の、その先」を作る会社です。
ひとりで楽しむための読書から、みんなが本を通じてつながる機会を生み出すために、ブックフェスやイベント、コミュニティを仕掛けたり。
新たな本を売る仕組み、PR方法を考えたり。
新たなジャンルを創り出したり。
海外の方々に日本の本についてもっと知っていただく方法を考えたり。
書店の事業再構築、コンテンツ開発、DX促進のお手伝いなども行います。

出版業界で働く人たちの中には、日々自分の会社の仕事をしながらも、
「どうしたら本を読む喜びを多くの人たちに伝えられるだろうか、もっともっと、いままでにない読書の楽しみ方を提案をしたい。」
「本を通じて社会を明るく楽しくすることさえできるはずでははないか。」と、本の未来や社会全体のことを考えている人たちが大勢います。
だったらその人たちをサポートする会社があったらいいな、と思ったのがDRUM UPを設立した理由です。

せっかく本に関わる仕事をするんだったら、書店や出版社が沢山ある街神保町の近くにいたほうがいいだろう、ということで神保町の隣町神田錦町にオフィスを借りることにしました。
神保町周辺は書店、出版社だけではなく、お茶の水方面は楽器屋さんにレコード・CDショップ、小川町方面にはスポーツショップなど、趣味に関わるお店がたくさん集まっています。もとは学生の街だったので、安くて量が多く、美味しいお店が多いことでも有名です。

DRUM UP代表の中野個人も学生時代はギター少年でしたので、PLAYERという雑誌を買うためだけに毎月お茶の水石橋楽器に通っていました。そして運の良いことに就職した広告会社も最初の十年は神田錦町勤務で取引先が出版社。ランチの後はいつも三省堂書店、東京堂、書泉をぶらぶらしていました。20代の頃、当時の同僚とディスクユニオンでBLU E NOTEレーベル1500番台をどちらが先に全部集めるか争ったのも懐かしい思い出です。

会社を設立して、数十年ぶりに神保町界隈を仕事の拠点とし、この街の人たちとお会いしているうちに、もっともっとお会いしたことのない人たちの話が聞きたくなり、不思議な魅力に溢れるこの街のことを深く知りたくなり、noteを始めることにしました。いわばこの街で働く始めたど新人が先輩方のお話を聞く、神保町の入門編です。

次回からの本編では、そんな街で働く方々からこの街の魅力を語っていただきます。よろしければまた読みに来てください。


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