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【66日目】ワイヤーブラシの考察

スティックと同様にワイヤーブラシにもさまざまな種類があります。

スティックは、Vic-Firthの「AMERICAN CUSTOM SD4 COMBO」を使用してます。
メイプル材で細めのスティックです。
軽くて繊細なサウンドを出せる点が気に入っています。

ワイヤーブラシは、細いワイヤーが特徴の「Ludwig」のブラシを日頃の練習などで使っています。
繊細なサウンドが出せるので好みのタイプなのですが、ボリュームは控えぎみという点がイマイチなところです。

コントロール性やボリューム、さまざまな音楽への対応を考えたとき、"もう少しだけワイヤーの硬さがある方がいいなぁ"と思っていました。

そこで出会ったのが、Vic-Firthの「VIC-HB」
紫色のラバーグリップが特徴のワイヤーブラシです。

VIC-HBは、ワイヤーが太すぎず、ワイヤー部分の開き具合が広すぎないので、繊細なサウンドを出すことができ、コントロールがしやすく、ボリューム調整もしやすいと感じています。

余談ですが、Vic-Firthから販売されている「VIC-WB」も使ったことがあります。
VIC-WBは、ワイヤーが太く・硬く、ボリュームが出せます。
しかし、ワイヤーが硬すぎるのと、ワイヤー部分の開き具合が広いことも影響して、センシティブなコントロールがしにくいと感じました。

自分で3種類のワイヤーブラシを購入して長期にわたり使ってきましたが、次の2点が自分でワイヤーブラシを選ぶときのポイントだと考えています。

・ワイヤーの太さと硬さ
・ブラシ部分の開き具合

ワイヤーの太さと硬さは、ボリュームやコントロール性に影響します。■ワイヤーが太い:ボリュームが大きく、木製のスティックに近い感覚でコントロールできる。
■ワイヤーが細い:ボリュームが小さくなりやすく、ブラシがしなるためコントロールが難しいものの、繊細なサウンドを出せる。

ブラシ部分の開き具合は、擦れる範囲と音圧に影響します。
■ブラシ部分の開き具合が広い:擦れる範囲が狭まる。音圧は一定になりやすい。
■ブラシ部分の開き具合が狭い:擦れる範囲が広くなる。音圧のコントロールがしやすい。

あくまでも個人的な見解ですが、ワイヤーブラシ選びに悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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