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つらい喘息のコントロール

その人の好きなものや生活スタイル、食事や趣味まで。できるだけその人をたくさん知る。そして病気ではなく、その『人』を診る。現代の日本のような”治療=西洋医学”ではなく、自身の自然治癒力を高める栄養療法なども用いた【バランスメディカル】の重要性を伝える『病気にさせない内科医』るり先生。問診や血液検査などにより疾患の原因を追究し、その原因に対する根本的治療を行っている。2021年から栄養療法を開始 ライナスポーリング博士の提唱する分子整合栄養医学を医療に取り入れた観点からのバランスメディカルを展開する。がんや糖尿病、リウマチ疾患、精神疾患まで幅広い患者を治療している。


喘息のコントロール

まず大前提に、喘息は時に危険な発作です。
安全を第一に薬と上手に併用していきます。
発作を引き起こす原因物質を探し、炎症をコントロールして薬への依存を減らしていくのが目標。


発作の予防

アレルゲンを避けることは当然なので今回は詳細は省略。タバコや芳香剤、ダニやカビ、ペット、食品などなど。
他にアレルゲン(誘引)として、忘れちゃいけないのが
①ストレス、②添加物。

①ストレスと喘息

ストレス、睡眠不足、疲労などが溜まると、アレルギーに対抗するコルチゾールを分泌する副腎機能が低下して、喘息が悪化する傾向にあります。
これらを溜めないようにするのはもちろん、副腎をケアしてあげるのが喘息予防には大切。

②添加物と喘息

添加物を摂ってすぐ喘息発生!というわけではないけど、食品添加物や合成着色料、合成保存料、トランス脂肪酸は身体に炎症を引き起こすので、喘息を引き起こしやすい状態にしてしまう。
だから普段からそれらをできるだけ避けることを意識することが大切。


発作予防のための栄養素

  1. ビタミンC

  2. ビタミンD

  3. マグネシウム

  4. オメガ3

  5. フラボノイド

1.ビタミンC
ビタミンCは呼吸器で最も多く使われる抗酸化物質。
喘息患者はビタミンCが低下している傾向に。
またビタミンCにはアレルギーを引き起こす
ヒスタミンの放出を防いでくれる働きがあります。


2.ビタミンD
アレルギーとビタミンDの関係はこれまでに何度か記載していますが、喘息とビタミンDももちろん関係大あり。ビタミンDが低下するとアレルギー反応が悪化し、ステロイドの使用回数が増える傾向にあると報告されています。


3.マグネシウム

マグネシウムには気管支の平滑筋が収縮するのを防いでくれる作用があります。

4.オメガ3
炎症をコントロールする上で必須の栄養素。
身体の炎症を抑えて、喘息を起こしにくくする。


5.フラボノイド
フラボノイドはポリフェノールの一種。
これらも身体の炎症を抑えてくれる。

フラボノイドが多く含まれる食品は
▶︎ブルーベリーなどの深紫や濃い赤い色のベリー類
▶︎緑茶、紅茶、ウーロン茶
▶︎ターメリック
▶︎ケルセチン(タマネギ、ブロッコリー、リンゴなど)

ケルセチンはアレルギーに特に効果的。


発作時のおすすめ

薬は必須。

+αとして
ユーカリ、ペパーミント、タイム、フェンネル
オイルが気管支の拡張作用があります。
エッセンシャルオイルを数滴お湯やアロマに垂らして、蒸気をゆっくり吸い込んで
深呼吸してみてください。

そして多めのビタミンC、マグネシウムも
発作には有効。


まとめ


喘息の誘因は人それぞれ。
疲れが溜まって、発作を起こす人も多いですよね。

がんばりすぎず。

疲れに強い身体を。

そのための
ストレスケア=副腎ケア と 炎症ケア

参考にしてください


Have a nice day🤍

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