4、筋肉なし 冷え太りタイプ

皮下脂肪が付きやすく、肉質が柔らかいタイプです。下半身が太りやすく、体型に関係なく体脂肪が高め、特に足の疲れが出やすくなります。カラダの中で脂肪を燃焼するのは筋肉です。その筋肉が少ないと、脂肪は燃焼してくれません。

このタイプの人は「冷え」によって脂肪がつきやすく、加えて「筋肉が少ない」ために脂肪が燃えにくくなっています。そのため、そんなにたくさん食べていなくても太ってしまいます。また、「太って」いないのに脂肪が多いのもこのためです。


①このタイプはなぜ太る?

カラダはあなたを「冷え」から守るために、脂肪という名の「断熱材」をどんどん作り出します。運動不足、立ちっぱなし、座りっぱなしによって、血行が悪くなると筋肉も冷えてきて、そこ脂肪細胞が大きくなってしまいます。

カラダの中で、脂肪を燃焼するのは筋肉です。その筋肉が少ないと脂肪は燃焼されません。ですから、このタイプの人は「冷え」によって脂肪がつきやすく、それに加えて「筋肉が少ない」ために脂肪が燃えにくくなっています。

だからそんなに食べていなくても太ってしまうわけです。また、太っていないのに脂肪が付いてしまうのも、このためです。

②『かくれ体質』発見チェック

◎どこが太りやすい?⇨下半身

脚の脂肪がぷよぷよ柔らかく、つまむとボコボコ出るのがこのタイプです。幼少期から上半身より下半身が太りやすい、またパンツのサイズが「お腹に合わせるときつく太ももに合わせるとブカブカ」という方が多いです。

見た目のわりに体脂肪が高いのがこのタイプです。

◎食事の傾向は?⇨甘党、カフェインをよく摂る、薄味、淡白なもの

味は薄味で淡白なものを好み、そんなにカロリーの高い食事や胃に負担のかかるものはあまり好まない傾向にあります。

ただ、甘党でデザート、おやつ好きだったりします。また、コーヒー、紅茶などカフェインの多いものを飲む方も多いです。

◎カラダの不調はどこに出る?⇨脚の冷えや倦怠感

朝起きた時に、ワキより、太ももお腹が冷えていると冷え体質要注意です。また舌の両外側にギザギザした跡が残ったり、爪が折れやすかったり、も血行不良のサインです。

ストッキングや素足で過ごす方が多いです。脚の冷えはもちろん、倦怠感が残るのはこのタイプです。また、低血圧、低体温、手が冷たく白または青白いも特徴です。

◎お肌のトラブルは?⇨目の下のクマ、肌の乾燥、シミ

上を向いてもクマがあるのはこのタイプのクマの特徴です。また、お肌はカサカサ、全身乾燥しやすく、粉を吹くのがこのタイプです。

またターンオーバーは遅いので、日に当たっていてもいなくてもシミは出やすいようです。

③あなたは『かくれ〇〇体質』かも⁉︎

そんなあなたは
かくれ 脂肪不燃焼体質 です‼︎

血流の役割って何?

血液の一番大切な役割は、酸素と栄養素を全身にくまなく運ぶ「運搬作業」です。運ばれた酸素と栄養素は、細胞の生まれ変わりや、修復のための材料になります。

カラダが冷えると血流が悪くなります。血流が悪くなると、血液が酸素と栄養素を運ぶのが遅れて、臓器の細胞の修復作業が遅れてしまうということです。

血流が悪いと、全身の細胞の栄養素と酸素が不足して、栄養不足になります。一方では、血液の流れが悪くなるので、老廃物が溜まりやすくなります。それが続くと病気の原因にもなり兼ねます。

冷えとコリの関係は?

局部的なコリは、疲労した筋肉の修復が遅いために起こります。冷え性体質の方は、細胞の修復がうまくいかないために、筋肉が凝ったりなかなか疲れが抜けないのです。また、関節が固くなってしまうのも、そのせいで修復に必要な材料が足りないから、劣化したままになってしまいます。

でも、カラダのすべての細胞は生まれ変わっていきます。血流を良くすることができれば細胞に新しい材料が届いて、関節も常に新品状態になるのです。

かくれた敵は『血流』!
とにかく中からも外からも、冷やさないようにして、血流を良くしましょう!


④『体質改善ダイエット』のためにすること

◎とにかく温めることです!

お風呂ではゆっくり浸かること。それと、足裏マッサージがオススメです。足の裏は、第二の心臓と呼ばれるほどで、たくさんの反射区があります。よく揉むことで、体中に血が巡るようになります。特に入浴中にマッサージすれば、相乗効果でより巡りやすくなります。

ただし、冷え性は体質的な要素が強いかたが多く、冷えが治って「手足がいつでもぽっかぽか♨︎」となるところまでの改善は難しいようです。だからこそ、日々「冷やさない努力」を心がけましょう。

一枚中に着る、冷たいものは避ける、カラダを温める食材を取るようにする、ホカロンを活用する、などして、冷えないように意識しましょう。

⭐︎マメ知識⭐︎
爪揉み

お風呂の中での爪揉み手の爪、足の爪を指の腹で押すだけです末端に血が巡るようになるので、入浴中に行うと、相乗効果があります。

爪が美しく、丈夫になって、割れなくなります。よ。ネイルオイルよりずっと効果的です。

◎「冷やす食べ物」をやめて「温める食べ物」を食べましょう。

手足が冷えるのは、内臓が冷えている証拠です。足が霜焼けになっても、それほど支障はありませんが、胃や心臓などが「霜焼け」になったら大変です。だからカラダは、命に別状のない手足は後回しにして、急を要する臓器を優先して血液を集めます。だから、手足は冷えやすいのです。

⭐︎マメ知識⭐︎

○ カラダを温める食べ物

1. 寒い地方で産出された食べ物
  冬が旬の食べ物

そば、塩しゃけ、根菜類、リンゴ、サクランボ、ブドウ、プルーンなど

2. 色の黒っぽい食べ物

黒豆、小豆、ひじき、玄米、黒ごま、黒砂糖、など、色の濃いもののほうが体を温めます。

肉や魚も、白身より赤身が体を温めます。

3. お肉の中では、レバーや羊肉は、
  カラダを温める食材です。

4. 塩(ナトリウム(Na))の多い食物

塩、味噌、しょう油、メンタイコ、ちりめんじゃこ、卵、チーズ、漬物

5. 根菜類

ゴボウ、にんじん、れんこん、ねぎ、たまねぎ、やまいもなど

× カラダを冷やす食べ物

1. 酢、カリウム(K)の多い食物(食材)はカラダを冷やします。 2. 葉菜 3. 牛乳 4. ビール

『体質改善ダイエット』生活習慣必須10項目は⇨コチラ


⑤かえって逆効果⁉︎なNG行為とは?

✖︎冷たい食べ物、冷たい飲み物

冷たいものは、冷え性の大敵ただでさえ冷えやすいのに、冷たいものは、ダイレクトにカラダを冷やしてしまいます。

✖︎就寝中の靴下

実は、冷え性が悪化する大きな要因になります。足先が寒い時でも、足先を直接温めず、内臓を温めるために、お腹に湯たんぽを当てるなどして、暖を取るようにしましょう。

⑥『体質改善ダイエット』へのゴール

冷え太り脱出のゴールは、

カラダが芯から温まる感覚を実感でき太ももや腕など触ってもひんやり感がなくなり、冬でも活動的に!

筋肉をほぐし、全身の毛細血管を活発にすれば太りにくくなります。冷え性は体質的な要素が強いため、冷たいものは避けたりカラダを温める食材を取るようにして「冷えない心掛け」がとても大切です。

大人になってから冷えるようになった方は、この心掛けだけでもだいぶ変わります。「冷えない心掛け」で自ら燃焼するカラダにしましょう!

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