私がクリスチャンになった訳[3章: 聖書と共に旅立った日]
私はヨーロッパに一年滞在後、日本へ帰国し地元の学校で教職についた。これも神様のお計らいだと思うが、勤務先はカトリックの学校だった。そこでのシスターたちの出会いが私が後にカトリックの洗礼を受けるきっかけとなる。シスターたちが学校行事の際にお祈りされる時、その祈りの言葉の一つ一つが私の心に染み込んでくるような感じがした。そんな時、私はいつも「やはり神様は一つ。どこにでもおられる。どんな宗教を通しても私に語りかけてくださる」と思いつつ、私の信仰する新宗教の儀式からは得られない感動を