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資産運用・資産防衛についてのブログを始めます。

はじめまして、こんにちは。私は卒後10数年目の医師です。

私は親戚に医師を含め医療関係者がいない家庭で育ちました。
某国公立大学医学部医学科を卒業し、医師国家試験の合格後、初期臨床研修を終えて大学病院の医局に所属し臨床医としてのスキルを磨きました。大学院で研究を行い医学博士を取得し、その後も研究を続けました。体力的にはハードでしたが、時間を惜しまず、教育・臨床・研究を並行して行なっていました。
現在は大学病院を辞めて、地域医療を担う医療機関で勤務医として働いています。

大学病院で臨床と研究を必死に真面目にこなしていた際には、2-3日に1回は当直を行なっていました。一日のほとんどを職場で過ごし、月一日程度しかない生活であったため、お金を使う余裕がなく、生活に必要最低限の支出しか行いませんでした。そのため、貯金はそこそこ増えていきました。
その後結婚し、家庭を持つようになると支出が増えるようになりました。結婚するといろいろお金を使う場面が増えるようになったからです。
徐々に通帳の預金残高は少しずつ減っていくようになりました。

このような時期に、大手企業に就職した他業種の友人と久々に話す機会がありました。その際に、大手企業の福利厚生や働き方、収入の実際を聞いて、とても羨ましくなりました。それと同時に、医師は想像以上にお金持ちになりづらい職業であることに気がつきました

※ここでいう、お金持ちとは、「お金に不自由なく、時間にもゆとりがある生活をしている人」のことを指します。つまり、お金と時間を十分持っている人です。

このことは私にとってとても衝撃的な出来事でした。なぜなら、周りに医療従事者がいない環境で育った影響もあり、「医師になるとお金持ちになれる」という幻想を抱いていたからです。
おそらく、私の深層心理には、お金持ち+時間持ちになりたい、というのがあったのだと思います。

医師は高収入の職業として知られており、近年の職業別平均年収では航空機操縦士(パイロット)に次いで2位をキープしています。医師の平均年収は勤務医では1100万円前後と高水準を保っています。
しかし、実際には大学病院や総合病院では診療科にもよりますが、一日のほとんどを職場で過ごし、月に数日間程度しかない生活であることも多く、時給で考えると数百円程度であり、巷のバイト給料よりも確実に低い時間給単価になります。
また、このような休みのない生活なので、時間にゆとりはなく、あくまで時間を切り売りした職業であると言えるかと思います。

医師の働き方について改めて考えると、1日のほとんどを病院で過ごし、月に数日間程度の休みしかない生活は数十年と臨床医を行う上で、体力的に精神的にも厳しいということが容易に想像できました。
そこで、お金持ち臨床医としてのスキルは磨きつつも、休日が取れやすい勤務先で働くことを検討しました。また、時間を取れれば趣味も楽しみたい、お金については資産運用や資産防衛を行なっていこう、というふうに考えました。

結婚して家庭を持ったことは、自分の生き方について見直すきっかけになったのだと思います。

こちらのブログでは、これまで私が実践してきたことや皆さんにお勧めしたい資産運用・資産防衛について書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

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