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資産を増やすにはどうしたら良いか

資産家になるにはどうすれば良いのか。そんな本やコンテンツが巷には溢れています。多くの人が考えることは大体同じようですね。
いろいろな知見から、資産を増やすことについて私なりの意見を述べていきます。

結論:人的資本を向上させ、収入を増やし、資産を防衛することに尽きる

本記事では資産を増やす方法を解説しますが、最初から結論を言います。
資産を増やすには、収入の増加、投資による資産運用、リスクヘッジの手段を駆使して資産防衛を行うことに尽きます。
また、収入を増やす、あるいは、どのような環境でも生き残る、という観点では、人的資本の向上が重要です。

条件の良い融資は受けた方が良いでしょうし、それは資産が増えると受けられる可能性が高まります。
節税も必要ですが、あくまでも二の次であって、適度に行うくらいで良いだろう、と思っています。

資産を増やす方法

大前提ですが、収入>支出である必要があります。
一度家計や個人資産を見直すことから始めると良いでしょう。

①収入を増やすこと

本業でも副業でも投資でも良いのですが、資金を増やす必要があります。投資を行うにも種銭がないと始まりません。その意味では、④にあるような条件の良い融資を受けてそれを種銭として投資収入を行う、資産を増やすというのはとても良い戦略です。

②節税を行うこと

勤務医の平均収入は約1100万です。これは所得制限にかかり国・自治体からの税控除や補助金を受けにくい収入帯であり、また所得税や社会保険料も割高感を感じるので、給与額面から考えると可処分所得はとても低いのです。
その点で、税控除の知識を身につけて節税できると可処分所得が増え、頑張る甲斐はあります。優遇税制の存在や経費化できるかどうかの判断も日常的にできるでしょう。自分自身で確定申告を数年間でも行うことは、税金を学ぶには良いトレーニングです。
しかし、節税対策に躍起となるよりも収入を増やしていく方が、資産を増やすためには近道です。理由は④で説明します。

③資産を運用すること、防衛すること

さまざまな方法で投資を行うことで、インフレやデフレなどの経済状況にも対応していくことが必要です。さらに、今ある資産をローリスクに減らさない手段を入念に準備することも重要です。

④融資を受けること

融資を受けるというのは、つまり借金をするということです。しかし、誤解のなように説明しておきますがなんでもかんでも借金することを推奨していません。各個人の信用度によって融資額や融資条件は変わりますし、融資条件の悪い借金は当然すべきではありません。あくまでも条件が良い場合は検討したら良い、ということです。
借金というと邪険なイメージですが、住宅ローンや車ローンなど身近な金融商品はあり、なんらかの融資をすでに受けている方も多いのではないかと思います。
収入が多いと大きな融資額を引くことも可能です。このような際に、節税を行なって、見かけ上収入が少ないように確定申告を続けていると、融資を受ける際にはやや不利だと思われます。収入額も多く納税額も多い人の方が、節税しまくっている人よりも社会的信用度(銀行評価)が上回る可能性が高いと考えられるからです。

⑤人的資本を高める

これはとても重要で特に若い方に強調したいことです。個人の能力によって収入額は変わる可能性が大きいのです。投資収入を増やすには入金力(投資に回せる金額)の大きい方が有利ですが、(もともと資産があれば別ですが)どれだけ自分で収入を得る力があるか、ということに尽きるからです。

最後に

いかがだったでしょうか。
今回は資産の増やし方に関する私の考えをまとめました。
後日、今回列挙した①〜⑤についてそれぞれ詳しく述べていきたいと思います。

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