また 旦那を愛す の ススメ

なんだかんだ言っても他人である。

産み、子供という、
こんなに大切で愛しい人に、出会ってしまった。

もう、産む前には戻れない。

そんな女が母だと思う。

旦那さん達は、驚く。
産む前は、あんなに、、、

そう、そうなのです。
自分では何も出来ない我が子に、女の人生の主人公はスイッチ中。
仕方ないのですよ。いまは。

子供に対して、母親と父親は目線が違う。
男性は、産後疲れの無い広い目で、社会的に、面白く、子供を見る。お互いモヤモヤ、イライラ。

夜泣きにも起きてくれない。
察してくれない。
あんな人だったとは〜〜!
分かる。すごく。
母親ばっかり大変って言いたくなる。

でもね、お母さん、
子供はあなたのモノではない。
どんなに大切でも、あなたの人生は、その子の人生ではない。
生き方も、考え方も、キャラクターも違う、違う人生なんだ。
間違えてはいけない。
大切なところを間違えてはいけない。

本当に子供の為になる事。
自分の足で立ち、
きちんと社会で逞しく生きて行ける様になる事。
自分より弱い子供や何かを愛し、育て、仲間を作り、自分も内包する社会を持続させる為の努力が出来る事。
母親の愛情と受容が、子供に自信と謙虚さ、柔軟性を手にする種になる。
父親の愛情と客観性が、社会を教え、人の中で生きて行く方法を考える種になる。
子供の味方を増やす事が、とても大切なのだ。
(モチロン、この限りではない。そして、これは自然な役割分担であり、誰が子供に与えても良いのだが、1人で何でも背負い込む必要は無い。誰かに頼る事も大切。)

だから、お母さん、
子供が、少しずつあなたの手を煩わす事が減ってきたら、また、少しずつ、自分の人生の主人公を始めて下さい。

自分の為に、(子供の為に)
子供がくれた無条件の愛情を、
(少しでも)旦那さんにあげてみて下さい。
出来る時で良いので。

寂しくて、少し拗ねた旦那さんの心は、そう簡単には元にもどらない。
でもそれは、お互い様。古くクチャクチャになったあなたの中の女。夫婦は鏡。
何故、私が歩み寄らなきゃならないの?
と思いますよね、、、
本当に、、、
でもね、
子供から無条件の愛情を1番手に入れるのは母親なのですよ。
子供は父親も好き。
けど、やっぱり、特に子供が小さいウチは
母親が大好き。
その愛を少しおすそ分け、してあげてみて下さい。

少しずつ、根気よく、”あなたが大切なのよ”と伝えて下さい。

出来る範囲で。

すると、思ってもみなかった副産物が、沢山出来ますよ。

いや、本当に。
あなたにも、
子供にも。

お試しあれ。


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