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自社発信力>外部プラットフォームが目指すべき姿だと思うの

何か商品を売りたい、サービスを提供したいと思ったら、買ってくれる人を探さなければなりませんよね。買ってくれる人が集まるプラットフォームは本当に便利で、僕自身もフリーランスとして自分のライターとしてのスキルを販売しています。しかし、「プラットフォームに頼りきりになるのは如何なものか」というのが本日の内容です。

可能性を爆破的に広げてくれたプラットフォーム

買ってくれる人が集まる場所といえば古くは市場だったり路上だったりしたわけです。行商という方法もありますね。自分で不動産を所有する余裕がある人は自店舗を設けました。

今の時代ではweb上で似たような機能を持った場所が生まれています。Amazonや楽天市場、メルカリは昔でいう市場のような機能を持つプラットフォームと言っていいでしょう。

また、Lancersやクラウドワークス、ココナラのようなフリーランスが自分のスキルを売買するプラットフォームは、ドラクエでいうルイーダの酒場のようなマッチング機能のあるプラットフォームです。僕も大変お世話になっています。

求人に関しても様々なプラットフォームがあります。リクナビ、マイナビ、バイトル、タウンワーク、ビズリーチ、ウォンテッドリー…。一昔前は分厚い求人情報誌やハローワークに出すしかなかった求人票ですが、現在は様々な選択肢の中から媒体を選ぶことができます。

企業の主体性がプラットフォームに奪われる

昔に比べると「買ってもらえる場所」「選んでもらえる場所」の選択肢が爆発的に増え、ビジネス上のチャンスは広がったといえます。

しかし、一方でどこかに掲載するたびに、そのプラットフォームの傾向に合わせて掲載内容を合わせなければなりません。同じサービスでもAに掲載している内容とBに掲載している内容ではニュアンスや切り口を変えることは珍しくないはずです。

表現方法が変わるだけなら別にいいのですが、大元にあるコンセプトや伝えたい意義が揺らぐのは問題です。媒体別に伝わるニュアンスに差がありすぎると、仮に両方を目にした客の混乱を招きかねません。

混乱した客が最後に頼りにするのが公式が発信している情報です。しかし、往往にして「大元のホームページの情報が薄い」「各媒体、プラットフォームの掲載内容に比べて、文章が稚拙すぎる」ケースが見当たります。

各媒体やプラットフォームの掲載内容に関しては、媒体の傾向をよく知る広告代理店の担当営業や専門のライターが、適切な記事を執筆し掲載します。

しかし自社のホームページに関してはどうでしょう。自社のホームページ内でサービスや商品、働く人々、職場環境の魅力を伝えるコンテンツは、往往にして総務や人事の担当者が書いているはずです。飲食店であれば、店長が慣れないPCをいじりながら必死でひねり出していることが多いのではないでしょうか。

つまり本当は一番コアな内容にしなければいけないはずの自社ホームぺージが、一番クオリティが低くなってしまう原因です。

そして、プラットフォーム・媒体偏重型の宣伝戦略につながっていきます。「自分で発信するよりも、外部のメディアで専門ライターに書いてもらったコンテンツのほうがいい」となり、ひたすら有名媒体やメディアに取り上げてもらおうという考え方です。

これはこれで有効なやり方なのですが、発信やコンテンツの制作を完全に外に委ねてしまうことはリスクもあります。コンテンツ自体が自社のものにならず、掲載期間が終わればせっかく書いた記事は消えてしまいます。消えなかったとしても、数週間すれば過去の内容として人目に触れなくなってしまうのです。

さらに書いた内容を編集することもできません。もし自社で管理しているコンテンツであれば「3年前に取材して書いてもらったあの記事、ちょっと今の市場状況に合わせて内容を微調整しよう」ということも可能です。

本当に重要なのは自社発信の情報

僕自身、媒体に掲載するための取材記事を広告代理店やプラットフォーム運営企業各社から受注しています。記事を作る過程で取材でのインタビュー以外に掲載企業や店舗のホームページを必ずチェックしますが「このホームページだと伝わらないな」と思ったケースはかなり多いです。

もちろん、ホームページで集客や求人につなげることを全く重視していないケースもあるので、全ての事業運営者に「ホームページの記事をちゃんとしろ」というつもりはありません。ちゃんとしている方がいいのは当然ですが。

しかし、「ブランディングが重要なのでは?」と思われる業態の飲食店や宿泊業、美容系の事業者がそもそもホームページがなかったり、内容が無料ホームページや無料ブログ程度なのはいただけません。

自社のホームページの掲載内容は「お客様が最後に選ぶかどうか判断材料にするポイント」といえます。媒体の取材が入らないから仕方がないではなく、むしろ積極的にコンテンツを作ってくれるプロを探すべきです。

こういう思いがあり、僕はShuzapを立ち上げました。Shuzapは媒体用ではなく、自社のホームページや自社で発信するコンテンツ用に、企業や店舗の魅力を正しく伝えます。企業が主体的にコンテンツを運用するために記事を提供するのです。

「自社のホームページに載っている内容を一番魅力的にする」これがShuzapの取材が生み出す価値です。

Shuzapサービスサイトはこちら

追記
※もちろん、自社のホームページの内容を濃くするのに、noteだったりtwitter、facebook、インスタグラム、You Tubeといった自社が運用するSNSなどのプラットフォームを活用するのはいいと思います!外部プラットフォームを否定しているのではなく、コンテンツを外部に明け渡したり手を抜かないほうがいいよーという話です。

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