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いつになっても、カタカタカタカタ…… 他2品【ちょこっと回想録】

こんばんは、Dr.りけ子です。今日の「理系博士のちょこっと回想録」は、6月20日のつぶやき、計3品を掲載しました。



①いつになっても、カタカタカタカタ……

上に書いたように、ほんとーーーに、社会人になってから毎日、パソコンをカタカタしてました。

開発職に従事していた時は、実験中に前日に行った実験の報告書や特許を書いたり、会議中の議事録を任されたり、気づけば文章をひたすら書いていたなぁと。営業職の同期も毎日、日報を書いたり、営業資料を作ったりしていたし。ITコンサルの時は、プレゼン資料やマニュアルの作成、システム動作確認の記録など、職を変えても文章を書く日々は変わらなかったです。

学生時代も、学会の要旨や論文を書いたり、発表資料を作ったりしていましたが、「社会人になったら、これほどには文章を書かないだろう」と私は思っていました。社会人時代は、その予想を反し、学生の時よりも文章を書いていたように思います。

私は文章を書くのが元々苦手でしたが、学生時代の経験を通じて、苦手意識がなくなり、ある程度筋だった文章を書けるようになりました。貴重な経験だったなぁと、今となっては思います(当時は嫌でしたが……笑)。

②私が苦手だったもの

博士課程の話ではありませんが、どうして博士課程に進学したのかを考えていたら、ふと思い出しました。

私は化学科に所属していたんですが、入学当時は製薬・化粧品メーカーへの就職に興味がありました。その道を選ぶなら、化学の花形「合成」ができないといけないです(分析屋さんという道もありますが)。

合成を学ぶために入学したんですけど、「分液漏斗」という器具が、私の志をポキっとへし折ったんですよね……。

Wikipedia"分液漏斗"より引用。

こんな器具で、水などの液体に溶けている合成物を、別の液体を使って抽出するときに使用します。上から液体を入れて、逆さまにしてシャカシャカして、中央のコックを開けて、片方の液体だけを取り出すという、古典的な抽出方法です。

「分液漏斗ぶちまける事件」はとても苦い思い出ですが、頑なに合成の道を選んでいたら、博士課程へは進学しなかったと思います。自分のやりたいことを貫き通す道もありますが、のらりくらり生きていく道を選ぶのも、良いものです……よ?

ちなみに、140文字の中で「分液漏斗」を何度も登場させるのが難しく、悩んでいたところ思い出したのが、こちらのストーリーです。

オマージュさせていただいたと書くと、非常におこがましいし、思いつきで書いたクオリティなので、足元にも及びませんが、しんちゃんさんのこのお話にとてもワクワクしまして。毎日更新で、常にこのクオリティで書かれている上、読者に気づきを与えてくれるお話ばかりなので、見習いたい……!

③やっちまったぜ……。

前回取り上げた博士人材向けSNS。なぜこのタイミングで話題にしたかという理由です(汗)。少し元気な時に開けばよかったと後悔しました。それか、「後ほどお返しします!」と一言添えておけばよかったです。

人付き合いを円滑に進めるうえで、迅速なレスポンスは大事ですので、みなさんは真似なさらないように……。


いかがだったでしょうか??
後半2つは、笑い話として楽しんでいただければと(汗)。こんな小話を挟む回が、たまにはあっても、いいの、だろう、か……。

博士が輝ける社会となりますように!

Dr. りけ子

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