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【開業準備】 すき家の「牛丼並盛」×「すきパス」で2年で40万円節約した話

2023年の夏、初めて「うな牛」を食べてコスパに感動。
すき家では「並盛」以外は食べたことがなかったから。
実は、すき家の牛丼はドリフ開業準備の思い出。
回顧録的なメモとして。

ドリフは2019年の9月末オープン。
実は2017年頃から個人事業のモデルを色々検討し始め、2019年の2月にコンセプトほぼ決定。物件探しに入った。

当然、資金どうする?ってなるけど借りる気は毛頭ない。
まぁそもそもいくらかかるのかも分からなかったけど。

趣味をベースとした店舗/コミュニティづくりなので、外遊びとビールとマーケットリサーチはやめられない。
「遊んでるやつ」のスキル活かしてやる店だから、そこの節約は違うと思っていた。

そうなると、「収入を増やす」か「支出を減らす」しかない。
会社員しながら、開業準備するだけで、バイトや副業する時間は全くなかった。もっともそんなスキルもない。
自ずから、不要な「支出を減らす」を選択。

約2年間、会社員としてのランチ外食をスパッと「すき家の牛丼(並盛)」に切り替えた。毎日同じようなメンバーでランチに行き仕事の延長の話をするのにも飽きていたし、ちょうどよかった。

品川界隈の勤務だったのでランチは平均1,200円は下らない。それを当時あった「すきパス」を購入し「牛丼並」を食べると300円でお釣りがくる構造。

「節約額900円/日 × 出社20日/月 = 18万円 × 30ヶ月 = 44万円 × 90%」
2年ちょい(30ヶ月)で、40万円を捻出したことになる。
(出先や会食などで、ごくたまにランチはしていたので出社日の90%)

我慢や修行の気持ちは全く無く、基本的に毎日食べても好きな味だった。
昼ごはんに仕事の話するよりも、開業準備をしたり、インスタの下書きしたりする方が、効率的だし集中できた。そのうちに昼休みに一人ですき家に行くことと、そこで将来のことを考える時間が楽しみになっていた。

この暮らし「すきパス生活」はコロナ禍により出社が大幅に減ったことで終了したが、平日ランチをいかに低コストで抑えるという節約は継続している。そして昼休みに集中してドリフの仕事をフルスピードでする習慣が身についた。なので最近はすき家に行かないが、今でも愛着がある。

そんなことから、開業資金の捻出や投資回収のための工夫は、数年単位で考えればいくらでも余地はある。もちろん事業での投資回収が大事だが、回り出す以前には暮らしを見直す工夫もね。

結果として、ドリフの看板である「冷蔵ショーケース」1台とバックヤードの2台のストック用冷蔵庫を設備投資して余りある資金を確保できた。

もちろん、上記の「無駄」があったから出来たことではあるが。。。
そして節約した分は、飲み代に回っていたかもしれませんが。。。

尚、現在でもメリハリは効いているが高コスト体質のドリフ(というか我が家の家計)ではあるが、コストダウン余地は認識できている。
何よりも、そんな経験をしたからこそ、今後暮らしを小さくする自信はある。
そして、事業をやってから、しなやかに変化できるようになってきた。
それはこの先(の人生全般)に活きてくるだろう。

あ、最近はドリフ開店前に「自家製おにぎり」食べるようにしています。
コスト面もそうだけど、健康を考えて。(仕事おわり帰宅後に「豚汁」。)
尚、ドリフの経営は総じては予定通り(順調)です。お涙頂戴の話ではありません。


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